学科トピックス
「食」の大切さ伝える~食物学科4年、卒研で小学生と田植え体験~
2021年06月24日 食物学科
6月2日(水曜)、食物学科の徳広千惠研究室に所属する学生が、卒業研究の一環で、広戸小学校(津山市市場)の生徒と田植えを行いました。
この取り組みは、「食品ロス削減」をテーマとし、食品がつくられるまでの労力や食品が生まれてくる地域の土壌・気候・風土等をフィールドワークで研究し、地域の農産物などの調査、子どもとの農業体験、アンケートなどを通じ、小学生のどんな意識や行動が食べ物を大切にする心を育むかについて研究するものです。
昨年度は、岡山県の「地域を学んでのこさずたべよう事業」の一環として実施し、小学生の給食残食量の削減や食品ロス削減に対する意識付けに対して大きな成果が見られたこと、また、大学生にとっては、フィールドワークを通じて実際に小学生と交流することで実践的な学びとなり、栄養指導技術の向上等の成果にもつながったため、県の補助事業は終わりましたが、今年度も広戸小学校と協働してこの取り組みを行うこととなりました。
この日は4名の学生が参加し、小学5年生や保護者、地域住民の方々と一緒に田植えを行いました。
学生たちにとって手植えは初めての経験で、慣れない手つきで小学生とコミュニケーションをとりながら田植えを行いました。