生活者の立場、地域住民の視点からその人の想いや暮らしに寄り添った
支援が実践できる新時代の社会福祉士を養成します。
免許・資格
取得できる資格
社会福祉学科では、社会福祉士資格の取得をめざします。社会福祉士国家試験のための受験対策は、本学独自のミマサカ方式の受験対策で、学生一人ひとり強力にバックアップします。
- 社会福祉士
国家試験受験資格 - 各種福祉系任用資格
- 高等学校教諭
一種免許状(福祉) - レクリエーション・
インストラクター資格
就職・進路
2021年度卒業生実績 100%
- 官公庁・自治体
- 医療機関・施設
- 福祉施設
- 社会福祉協議会
- 地域包括支援センター
教育方針
学科長からのメッセージ
社会福祉学科は、人の暮らしをしっかりと考え、支援していくことのできる社会福祉の専門職の養成をめざしています。そのためには、日頃の授業での学びを基本としながら、さまざまな福祉現場での研修や地域づくりへの参加など、大学外での豊富な経験の機会をつくっています。このような体験とゼミ活動での議論や研究活動を通して、豊かな人間性と高い知識、援助技術を持った専門職としての成長を支援していきます。また、小規模であることのメリットを活かして、少人数での学びの機会や自主ゼミ等のきめ細かな支援を積極的に行い、より大きな成長の実現を図っていきます。
社会福祉学科学科長 小坂田 稔 教授
特徴・特色
第35回社会福祉士国家試験の現役合格率97.8%
中国・四国・九州・沖縄の私立大学養成校24校中1位!
全国の社会福祉士養成大学152校中第4位!
※新卒受験者数10人未満の大学および 通信課程を除く
実習・カリキュラム
1年次児童・家庭福祉Ⅰ・Ⅱ
日本では少子・高齢化が急速に進み、児童虐待問題を始めとして子どもたちを取り巻く環境は大きく変化してきています。こうした中、子どもたちが置かれている生活実態や問題について理解していくとともに、一人ひとりの子どもたちの生活がいきいきとしたものとなっていくために、現在取り組まれている児童・家庭福祉の施策について理解を深めていきます。
2年次障害者福祉Ⅰ・Ⅱ
障がいのある人が障がいのない人より劣っているというわけではありません。しかし、障がいのある人がこの社会で障がいのない人と同じように生活できる状況ではありません。障がいのある人の状況を理解し、障がい者福祉や施策を学び、そして現状と課題について考えます。障がいのある人があたり前に暮らすこと、どんな人も豊かに暮らすことができる社会とは何かについて考えていきます。
2年次社会福祉の原理と政策Ⅱ
日本の社会福祉は、戦後の経済の発展とともに高齢者・障がい者・児童・生活困窮者といった分野ごとに法制度を充実させてきました。しかし、これからの時代には人間が生活を営む「地域」を基盤とし、分野を横断した包括的な支援体制を構築することが求められています。本科目では、人々の生活上のニーズと福祉政策を結びつけながら、これからの福祉政策の動向や課題、その下での公的部門と民間部門の役割について、福祉政策の手段・財政・計画・サービス供給といった視点を踏まえながら学んでいきます。
3年次保健医療サービス
超高齢社会の日本は、高騰する医療費に対し医療・福祉施策がめまぐるしく変化している状況です。しかし、どのような時代でも、病気になれば誰でも可能な限り適切な医療が受けられるよう保障されなければなりません。本科目では、病気とともに生きる患者の状況を理解し、保健医療領域での社会福祉の支援とは何かを考えていきます。また、保健医療サービスを支える制度や施設、他の専門職のほか、チームアプローチについて学んでいきます。