学科トピックス
~地域で学ぶ食育活動の実践~食物学科4年卒研で小学生と田植え体験
2023年06月09日 食物学科
6月1日(水曜)、大学食物学科4年の中山真知子研究室に所属する学生3名が、卒業研究の一環で広戸小学校(津山市市場)の児童と田植えを行いました。
広戸小学校とは2020年度に岡山県の事業を連携して実施したことがきっかけとなり、毎年食物学科4年の卒業研究でお世話になっています。
4年目となる今年は、「地域で学ぶ食育活動の実践」をテーマに1年を通して児童と農業体験などの活動を行い、研究の集大成として学生がお米や地場産物である黒豆をテーマとした出前授業を実施します。
今年度1回目の活動となるこの日は、地域住民が所有する田んぼで農家の方に苗の植え方を学びました。
小学5年生13名や保護者、地域住民や警察官の方々、約30名が参加しました。
学生たちは初めて体験する田植えに悪戦苦闘しながら、小学生や地域住民の方とコミュニケーションを取り、お米作りの大変さを実感しました。
参加した学生は「保護者の方も多数参加しており、地域との交流が密に行われていて、小学校と一緒に子どもの成長を見ることができる温かい環境がありました」「田植えは人生で初の体験で、米を一から作る実体験は管理栄養士を目指す上で貴重なものになると思います」「これから子どもたちと関わっていくことがとても楽しみです。交流を通じて様々なことを学びたいと思います」と話していました。