社会福祉学科

2月19日（月曜）、本学内にて、社会福祉学科4年生の森田優実さん（岡山県林野高校出身）が「持続可能な民生委員・児童委員活動のために必要なこと」と題して、卒業研究報告を実施し、美咲町議会・民生委員・児童委員、小坂田社会福祉学科長、社会福祉学科の学生や美咲町出身の学生が参加しました。

この取り組みは、2022年2月に本学と美咲町議会とで締結した「ＳＤＧｓパートナーシップ包括協定」に関する取り組みの一環で、昨年2月には児童学科の学生が研究報告を実施しました。本学で開催される事業は今回で二度目となります。

＜締結式の様子＞

＜昨年2月に行われた研究発表の様子＞

冒頭に松島啓議長より「町議会が大学と連携協定を結ぶということは、全国に726町村議会がある中で、3番目の事例であり全国的にも珍しい取り組みです。この度は森田さんの研究発表を聞いて、様々な立場の方と意見交換を行い、課題解決の一歩を踏み出せれたらと思います」と挨拶がありました。

また、本学鵜﨑実学長より「地域課題について意見交換をし、学び合うことで、学生の教育が発展していきます。この協定は課題解決の中心的な場を担っており、これから大きな力になっていくと思います」との挨拶がありました。

森田さんは、近年問題になっている民生委員・児童委員の担い手不足に着目し、美作市の民生委員などへアンケートを実施し、1年間の研究成果を発表しました。

「この問題を解決するには、民生委員や児童委員が身近な相談相手であることの周知と社会福祉協議会との連携が重要」などと述べていました。

また、意見交換会では「持続可能な活動への提案」をテーマに、それぞれの立場から課題解決に向けた多くの意見を交わしていました。

最後に、森田さんをはじめとした5名の学生が議会アンバサダーの委嘱式も行われ、松島議長から学生たちに委嘱状が手渡されました。

当日は美咲町のケーブルテレビ「みさきネット」の撮影も入り、動画が＜美咲町議会公式HP＞へ掲載されております。是非ご覧ください。