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美咲町議会と「SDGsパートナーシップ包括協定」を締結

2022年02月02日 お知らせ

131(月曜)、美作大学・美作大学短期大学部と美咲町議会による、国連が提唱する『SDGs(持続可能な開発目標)』推進に協力して取り組む「SDGsパートナーシップ包括協定」が締結されました。

 

調印式の様子

 

この日は、本学100周年ホールにて調印式が開催され、本学からは藤原修己理事長、鵜﨑実学長、副学長、学科長ら13名、美咲町議会からは、松島啓議長、左居喜次副議長ら13名が参加し、鵜﨑学長と松島議長が協定書に記名・押印しました。

 

この協定は、二元代表制の一翼として美咲町の意思決定を行う美咲町議会と、知的資源を集積し、「地域立」を掲げる美作大学・美作大学短期大学部がパートナーシップを構築することにより、地域社会における政策課題への適切な対処及び地域の持続可能な発展に資することを目的としています。

 

理事長の姿

 

式では、藤原修己理事長より「昨年美咲町より、コロナ禍で困窮する学生支援にと多くの農作物等をご提供いただいたこと、また、少子化、競争的環境下において私学経営は厳しい状況にありますが、地域より物心両面でのお力添えをいただき支えられていること、厚くお礼を申し上げます。そして、今こそ地域の皆さまに恩返し、地域貢献をすることが私たちの大きな使命だと感じています。これからも“地域立”の大学として、地域の暮らしを支える専門職育成、若者定住の街づくりと共生する学園づくりを大きな課題として頑張ってまいります」と歓迎の挨拶があり、

 

議長の姿

 

調印後に、松島啓議長より「SDGsは地球的規模の大きな目標ではありますが、その理念のもとに、コロナ禍ではありますが、私たちができることを、少しずつ配慮をしながら末永く実行していけたらと思います。また、全国町村議会の中で大学と協定を結ぶのは、本件が3番目で、岡山県内では初となりますが、協定を結ぶことが目的ではなく、これから歩を進めていく始まりであると考えております。美咲町でも少子高齢化、人口減少等様々な問題を抱えており、特に『教育』に力を入れています。今後行政へ政策の提案をしていく上でも、力をおかりしながら頑張っていきたいと考えています」

 

学長の姿

 

鵜﨑実学長より「本学の専門的な学びや、地域生活科学研究所の成果を受け止めていただき、それを活かしていただくことは私たちの本望です。我々が学んだこと、研究したことが社会に活かされることが、本学がこの地にある理由であり、価値であると感じております。美咲町議会の皆さまとは将来に渡って厚い関係を作りながら、少しでも美咲町のお役に立てればと思います。また、学生たちは地域の課題に関わることで成長します。その場を与えてくださる美咲町の皆さまには心より感謝を申し上げます」と挨拶がありました。

 

集合写真

 

 

この度の協定締結は、昨年10月の美咲町議員研修会で、社会福祉学科小坂田学科長ゼミに所属する学生2名が講師として参加したことがきっかけとなり、その後、美咲町議会より「大学が持っている知識や若者たちの提案や意見を取り入れたい」とお声掛けいただいたことで実現しました。

<美咲町議会研修会での発表・提言についてのHP記事はこちら>

 

学生2名の写真

 

今後は、学生へ実習場所を提供し、「町が抱えている課題解決へ取り組む。SDGs達成への意見交換や活動の支援。地域の持続可能な発展を図り、調査研究を行い、政策を進める。大学の研究活動が充実するよう支援する。」等の活動を行う予定です。

 

 

美咲町議会のホームページに調印式の様子の動画が掲載されています。

<動画の視聴はこちら(外部サイトへ)>

 


 

その他、美咲町とは、20215月より、定期的な野菜提供をキーとした「学生支援」を行うことで「地域と学生の交流促進」へと発展させていく取り組みを開始しており、本学「無料野菜スタンド」に、継続的に多くの農作物をご提供いただいております。

<美咲町からの野菜提供に関するHP記事はこちら>

 

学生が野菜を受け取る様子