特徴・特色

少子・高齢社会の進行や社会のあり方の変化に伴い、地域社会や暮らしのあり方は大きく変化し、子育てや介護、ひきこもり、経済的困窮など、さまざまな問題が生まれ、かつ深刻化しています。こうした問題に、あたたかな眼差しと高い専門知識・技術をもとに、まっすぐに向き合い、その人の思いや暮らしに寄り添いながら、いきいきとした暮らしの実現までしっかりと伴走していくことのできる社会福祉専門職の養成をめざします。さらに、新たな時代の社会福祉の方向は、「地域福祉」を主流にしたものになっています。このことを踏まえて、地域づくり、まちづくりについての知識を持ち、生活者の立場や地域住民の視点から“たとえどんなに重い病気や障がい、生活問題を抱えていても住み慣れた地域でいきいきと暮らしていける”援助方法を組み立て、実践をしていくことができる、新しい時代の社会福祉士の育成をめざします。

写真:社会福祉士養成課程の授業の様子

美作大学流体験教育

地域に学び、地域とともに育つ「美作大学流体験教育」

福祉に関する視点や実践力を身につけるためには、授業や教科書から学ぶことはもちろん、体験を重ねることが重要です。そのために、さまざまな社会福祉学会や研修会、福祉活動の先進地への視察研修などに積極的に参加していきます。そして美作大学ならではの取り組みは、具体的にいくつかの地域を選び、地域の人たちとともに地域課題の解決や地域づくりの活動に具体的に取り組んでいくことです。大学以外にさまざまな体験の場をつくり、ここでの活動を通して成長を図っていく取り組みです。これが“地域に学び、地域とともに育つ”という「美作大学流教育」です。
学生たちが、地域の人たち、担当教員とともに、地域の課題解決や活性化に取り組んでいる活動の一つとして、「じ・ば・子のおうち」づくりがあります。
地域の「じいちゃん・ばあちゃん・子ども」同士の豊かな交流を図り、みんなで支え合える地域をつくっていくための拠点づくりの体験教育です。学生たちは、この活動を通して、実践力のある専門職へと育っています。

写真:美作大学流体験教育の様子

学科特徴

01高い合格率を実現する社会福祉士国家試験対策

社会福祉学科独自の優れたミマサカ方式で、試験対策を全面的にバックアップします。また、毎年秋には合宿を行って集中的にレベルアップを図ります。
第29回社会福祉士国家試験の現役合格率は、73.9%!(合格者34名/受験者46名)
また、全国の社会福祉士養成大学164校中第16位(全国の社会福祉士養成大学164校中第16位)、中国四国・九州・沖縄の私立大学養成校では、24校中第1位です。(現役受験生10名以上の通信制を除く養成校(大学調べ))

写真:社会福祉士国家試験対策の授業の様子

02現場経験の豊富な教員による少人数講座

福祉の現場を実際に経験した先生によるリアルで実践的な授業を、少人数で詳しく学ぶことができます。

少人数講座の様子

03地域での積極的な体験の機会と情報を提供!

学会、講演会、研修会、ボランティアなど学外でのさまざまな福祉実践体験の機会を提供しています。

写真:地域での積極的な体験の機械と情報を提供している様子

04障がい者への理解を深める独自のプロジェクト

地域における障がい者理解と支援を目的としたプロジェクトチーム、美作福祉部隊「リカイヒロメタインジャー」は、あなたも参加できます!

写真:独自プロジェクト「リカイヒロメタインジャー」の説明会の様子

Close Up

社会福祉学科の学ぶフィールドはこの社会すべてです!

01地域で活躍の美作福祉部隊リカイヒロメタインジャー

美作福祉部隊リカイヒロメタインジャーは「障がいがあってもえぇがん」をモットーに、地域における障がい者への理解と支援の輪を広めるために2006年の夏に薬師寺研究室で結成されたプロジェクトチームです。地域に出向き「障がい者」や「障がい」について楽しく理解できるように工夫した劇や、知的障がいや自閉症の疑似体験を用いて公演を行っています。公演はとても好評で、地元や県内外の小学校・中学校・高校や福祉フォーラム、各種研修会などから依頼がきて、年間約20回の公演を行っています。高知県四万十市では4日間かけて小学校や中学校をまわり、障がい者への理解を広めています。学年やゼミを超えて有志が集まり、これまでの隊員の延べ人数は100人を超えました。現在隊員は約50名、卒業生も応援に来てくれ交流を深めることもあります。新聞やテレビ、マンガにも取り上げられ、とうとうDVDにもなったリカヒロです。あなたもぜひ、隊員になりませんか!

写真:美作福祉部隊リカイヒロメタインジャーの活動の様子

02卒業後も交流を深める美作大学社会福祉学会

社会福祉学科では、卒業後も年1回学科卒業生・在学生が集い、研究・実践発表会「美作大学社会福祉学会」を開催しています。卒業生の勤務先によって、「社協分野」「包括分野」「高齢分野」「障がい分野」など分科会に分かれ、それぞれの福祉の現状などの情報交換を行います。
在学生は卒業生への質問を通し、社会人としての心構えや福祉に対する思いを学び、勉強への意欲を高め、卒業生は初心にかえり、自分や自分の仕事について見つめ直しさらにステップアップする機会となります。在学生・卒業生・教員の学科全体で福祉に対する意欲を向上しています。

写真;:美作大学社会福祉学会のセミナーの集合写真

03学内で地域貢献 Smile Company

障がい者福祉を学ぶゼミでは、障がい者施設で作っているパンやクッキー、小物などを定期的に学内で販売するSmile Companyを企画し、活動を始めました。障がいのある人が、自分たちで作った商品を売ることで、日頃の作業の成果を感じ、活動意欲の向上に繋がることを目的としています。また、学生の「障がい者への理解」も深めたいと考えています。

写真:地域貢献Smile Companyの活動の様子

04地域福祉の理解をめざして

地域福祉(地域づくり・まちづくり)の理解をめざして、市内の2つの地区で活動をしています。

写真:男性が笑顔で立っている
城東地区「じ・ば・子のお家」

津山市城東地区は江戸時代の城下町の町並みが残る地区で、少子高齢化が進んでいます。この城東地区で、地域の人々が中心となってさまざまなまちづくりや催しを行っていますが、その一つが「じ・ば・子」の文化祭です。この文化祭は、日頃交流の少ない地域の高齢者(じいちゃん・ばあちゃん)、小学生(子ども)、大学生が昔の遊びを通して三世代の交流を図るもので、本学からは、小坂田稔先生、堀川涼子先生を中心に社会福祉学科の学生が毎年参加しています。
平成25年には、それまで使ってきた町家、空き家を改修・清掃して常設の居場所を開設することになりました。これが「じ・ば・子のおうち」です。

じ・ば・子のお家Webサイトへ
写真:地域での積極的な体験の機械と情報を提供している様子
物見地区「ものみりょくプロジェクト」

社会福祉学科では中山間地域福祉のまちづくりをテーマとして、津山市北部(旧加茂町)の物見地区での地域づくり・まちづくりに関わっています。現地でのフィールドワークでは、町内会や消防団、行政、福祉団体と連携して調査し、作成した「世帯票」を各家庭に配布しながら、地域の住民と触れ合いを持つことができました。
これからも地域の課題解決や活性化に向けて、地域住民とともに取り組んでいきます。

写真:ものみりょくプロジェクトのポスターを案内する女性