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児童学科学生が美咲町議会議員に研究発表・意見交換会~SDGsパートナーシップ包括協定事業~

2023年02月20日 イベント

2月14日(火曜)、本学内にて大学児童学科四年の黒瀬愛水さん(岡山県美作高校出身)と谷口愛美さん(高知県中村高校出身)が美咲町議会議員の方々に向けて「自然保育」をテーマとした研究発表を行った後、意見交換会を実施しました。

 

意見交換会の様子

 

この取り組みは、昨年2月に本学と美咲町議会とで締結した「SDGsパートナーシップ包括協定」に関する取り組みの一環で、昨年6月に初の連携事業として美咲町役場で意見交換会を実施し、この度二回目の事業となります。

また、本学を会場に実施するのは初となります。

<締結式の様子>

<美咲町役場での意見交換会の様子>

 

冒頭に松島啓議長より「少子化対策を進めていく上で、保育・教育における環境整備の充実に力を入れています。議員も学生に戻った気持ちで学生さんの報告を聞き、皆さまと意見交換会を行い、学んだことを持ち帰って今後の町づくりに活かしたいと思います」と挨拶がありました。

 

意見交換会の様子  意見交換会の様子

 

また、鵜﨑実学長より「この度も人々の暮らしを支えることをテーマにした内容で、皆さまと学べる機会を作っていただき大変ありがたく思います。試行錯誤の中で地域で奮闘しながら研究を行っており、研究成果を議員の皆さまに共有できることを嬉しく思うと同時に、この事業が地方を元気にする出発点となることを願っています」との挨拶がありました。

 

意見交換会の様子

 

黒瀬さんは「自然保育における遊びが子どもの育ちにどのような影響を与えているのか」、谷口さんは「森のようちえんでの活動を通して育つ子どもの力についての一考察」を題目に発表を行いました。

二人は、「その場にあった枝や木の実を使ったり、自然の音や感触を楽しんだりすることで、共同性や思考力など非認知能力が育まれる」また「大人がすぐに介入せず、子ども同士でトラブルを解決するのを見守ることが大切」などと説明していました。

 

発表後に、学生の専門的知識を政策提言に活用するために設けられた「美咲町議会アンバサダー」の委嘱式が行われ、二人は松島議長より委嘱状を受け取りました。

 

意見交換会の様子

 

その後、美咲町議会議員や学生、児童学科の教員らがグループに分かれ意見交換会を行いました。

教員は各自が行っている研究テーマを紹介し、学生の研究発表を聞いて感じたことや、美咲町の保育現場に関する課題などについて意見交換が行われました。

 

意見交換会の様子  意見交換会の様子

 

美咲町議会議員の方からは「子どもが育つ環境も大切だが、保育士の働く環境づくりも同時に行っていかないといけない」などの意見が上がっていました。

 

意見交換会の様子

 

意見交換会を終え学生二人は「保育の質を上げたいという意識が一層高まる貴重な時間となりました。子どもと保護者に寄り添える保育士になれるよう頑張りたいです」「自分が持っていない視点で考えることができましたし、地域と取り組むことの大切さにも気づかされました。今日の学びを今後に活かしたいです」と感想を述べていました。

 

 

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