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食物学科

[管理栄養士養成課程]

食べきれない食材を必要な人に送る“フードドライブ”で高齢者に食事をふるまいました

2017年06月06日 食物学科

 食べきれない食材を必要な人に送る“フードドライブ”に取り組む食物学科の原田研究室の学生8名が6月3日、集まった食材を使って、地域の高齢者に食事をふるまう食事会「ぽかぽか食堂」を本学で開催しました。

 日本では年間632万トンもの食品が廃棄されており、その半分は一般家庭から排出されています。このような状況を少しでも改善していきたいという思いを持った学生が、原田研究室で食品ロス削減について研究に取組んでいます。

「ぽかぽか食堂」は、地域の方に食品ロスの現状を知ってもらい、食品を無駄にしない意識を高めてもらおうと企画されたものです。
ぽかぽか食堂の写真ぽかぽか食堂の写真


 学内で5月に募った野菜や調味料を使い、栄養バランスのとれたメニュー4品を調理しました。大根の入ったやさしい味の和風カレーや、甘納豆を使用した蒸しパンなど、管理栄養士を目指す学生のアイディアが詰まった料理がずらり。学生や原田教授が食品ロスの現状を報告した後、20名の高齢者に味わっていただきました。
ぽかぽか食堂の写真ぽかぽか食堂の写真

ぽかぽか食堂の写真ぽかぽか食堂の写真



 参加された方は「食品ロスの事を考えるきっかけになりました。また、学生さんの笑顔がなによりもよかったです」「いつもは一人で食事をしていますが、今回みんなで食事ができほんとうにうれしかったです」とお話され、心をぽかぽかにした様子で帰路につかれました。

 次回のぽかぽか食堂は9月に開催する予定です。また、それに先駆けて家庭で余まった食材を募る予定です。告知は原田研究室より随時行っていきます。

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