学科トピックス
食物学科4年生が小学生に「食」の大切さを伝える~地域を学んでのこさずたべよう事業~
2020年06月08日 食物学科
6月2日(火曜)から6月5日(金曜)にかけて、食物学科の徳広千惠研究室に所属する学生が、「令和2年度 地域を学んでのこさずたべよう事業」の一環で、広戸小学校(津山市市場)の生徒と田植えや薩摩芋の苗植えなどを行いました。
この事業は、大学生が、食品がつくられるまでの労力や食品が生まれてくる地域の土壌・気候・風土等をフィールドワークで研究し、若者の視点や発想を生かした小学生向けの教材を作成の上、小学校での出前講座等を行うことで、”若い世代の食品ロス削減意識を醸成する”ことを目的として岡山県が実施しています。
この度、徳広千惠研究室所属の食物学科4年生6名が、卒業研究としてこの事業に参加し、年間を通じて広戸小学校や地域と連携しながら子どもたちに「食」の大切さを伝えていきます。
初回の6月2日(火曜)は、学生3名が参加し小学3年生と学校周辺のフィールドワークを行いました。
2回目、6月4日(木曜)には2名の学生が参加し、小学5年生や保護者と一緒に田植えに挑戦し、地域住民が所有する田んぼを借りて指導を受けながら苗の植え方を学びました。
3回目、6月5日(金曜)には3名の学生が参加し、小学校敷地内にある畑で小学1~3年生と薩摩芋の苗植えを行いました。
参加した、上野愛実さん(高知県高知西高出身)は、
「食物を育て、収穫の喜びを一緒に体感し、米一粒一粒に農家の努力があって大事にしないといけないということを子どもたちに伝えていきたい」と話しました。