学科トピックス
第4回「みまっぱ子ども食堂~野菜たっぷりカレー・りっちゃんサラダ~」を開催しました!
2025年09月29日 食物学科
9月27日(土曜)、本学栄養学科住吉先生と食物学科4年のゼミ生7名が中心となって企画・運営する「みまっぱ子ども食堂」が開催され、第4回を迎えました。
地域の子どもや保護者など約30名が参加し、なすやピーマンをはじめとした旬の野菜をふんだんに使った「野菜たっぷりカレー」と、絵本を題材にした「りっちゃんサラダ」をみんなで作っておいしくいただきました。
- 初回開催時のアンケートから食育講座を実施
調理の前に行われた食育講座では、第1回開催時に実施したアンケートの「嫌いな野菜ランキング」を紹介。
苦手ランキング1位のピーマン、2位のなすでカレーを作ることに、子どもたちからは驚きの声が上がりました。さらに「エネルギーになる食材」「からだをつくる食材」「びょうきからまもる食材」を紹介し、バランスよく食べることの大切さをわかりやすく伝えました。
「りっちゃんサラダ」の紹介では、絵本『サラダでげんき』を学生が読み聞かせ。登場する食材を子どもたちの席へ運びながら紹介し、全てが揃ったところで作り方を説明しました。子どもたちは絵本の世界と現実がつながる体験に目を輝かせ、調理も楽しそうに取り組んでいました。
- 野菜であそぼう
食事のあとは、NPO法人CHIGAYAさんの協力で「野菜のマグネットづくり」を実施。色とりどりの野菜モチーフのボタンとペットボトルの蓋、紙粘土を使って、オリジナルのマグネットが完成しました。続いて行われた「野菜クイズ」では、箱の中に手を入れて中の野菜を当てるゲームに子どもたちは大盛り上がり。会場全体が笑顔に包まれました。
最後には学生から「今まで苦手だった野菜も今日から食べてみようと思ったかな?」と問いかけると、たくさんの子どもたちが元気に手を挙げて応えていました。
さらに今回は、ピーマンや玉ねぎ、きゅうり、なすなどの野菜を参加者にプレゼント。配布が始まると、子どもたちが一斉に取りに来て大賑わいとなりました。学生たちは「この体験や野菜のプレゼントが、少しでも野菜を食べるきっかけになってくれたらうれしいです」と話していました。
参加した子どもからは「ピーマンもカレーに入っていると食べられた!」「このサラダ、家でも作りたい」という声も。保護者からは「子どもが楽しみながら野菜に親しめてうれしい」との声が寄せられました。
回を重ねるごとに内容も充実し、地域の方々との交流の場として定着してきた「みまっぱ子ども食堂」。
今後も子どもたちの健やかな成長を願いながら、食の大切さを楽しく伝えていきます。