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食の分野

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食物学科

[管理栄養士養成課程]

学科トピックス

食のプロフェッショナルを目指して!学生たちの挑戦が光る、卒業研究 中間発表

2025年07月05日 食物学科

2025年7月5日(土)、食物学科では、中間発表会が開催されました。57名の学生が18のグループに分かれ、これまでの研究成果と進捗状況を発表しました。この中間発表会は、司会進行から配布資料の作成、当日の段取りに至るまで、すべてを学生主体で運営しており、学生たちの主体性と実行力も光る一日となりました。

中間発表風景 中間発表風景

 

  • 地域連携が生み出す学び

発表会では、地域との連携から生まれた多岐にわたる研究テーマが発表されました。学生たちは地域の小学校・中学校・高校、そして一般企業の方々にご協力いただきながら、実際に地域社会の課題に目を向け、解決策を探る研究に取り組んでいます。

地元の特産品を使った新たな食品開発の試み、食育活動を通じた地域貢献、さらには食品ロス削減に向けた具体的な提案など、それぞれの研究が地域に根ざしたユニークな視点を持っていました。

発表では、調査で得られたデータや実験の中間結果がスクリーンに映し出され、学生たちは研究の背景から目的、そして現在の進捗状況を説明しました。

中間発表風景 中間発表風景

 

  • 問いから生まれる深化

発表後には、教員から鋭い質問や的確なフィードバックがありました。「どのような仮説を定義しての研究ですか?」「そこに視点をおいたのはどのような理由からですか?」「研究過程で見えてきた課題はありますか?」などの問いに対し、学生たちは時に言葉に詰まりながらも、一生懸命に答えを導き出そうと努めていました。

中間発表風景 中間発表風景

 

中には、「素晴らしい地域貢献活動なのでもっと広めてほしい」「期待しています」という温かいコメントもあり、学生たちは大きな励みを受けている様子でした。

 

  • 学科長からのエール「世界で誰も知らないことを自分が初めて見つける楽しさ」

発表会の最後に、食物学科 納庄康晴学科長から総評がありました。

「卒研生の皆さんお疲れさまでした。面白い研究も多く、今後の進展に期待しています。ぜひブラッシュアップして研究を進めていってください」

と、学生たちの努力を労いました。

さらに、発表を聞いていた3年生にも触れ、

「3年生も興味深く聞いていましたね。研究というのはとても楽しいものです。どのような分野であっても、世界中で誰も知らないことを自分が初めて見つける、その楽しさは格別です。その経験をぜひ皆さんにしていただきたい。大学での学びは、自分の頭で考え、新しいことを発見することにあります。社会に入ってからも、自分の個性を発揮し、得意分野を開発していくことができるでしょう」

と、研究の醍醐味と将来への示唆を伝えました。

 

中間発表風景

 

今回の卒業研究中間発表会は、学生たちがこれまでの努力を振り返り、今後の研究をより充実させるための重要な節目となりました。発表で得られたフィードバックや、他グループの発表を通じて得た気づきを糧に、学生たちは卒業研究の完成に向けてさらに邁進していくことでしょう。今後、学生たちが研究をどのように発展させていくのか楽しみです。

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