学科トピックス
食物学科1年次セミナー 今年も卒業生が勤務するぶどう農園でぶどう摘粒に挑戦!
2025年07月04日 食物学科
2025年6月21日(土曜)、食物学科1年次セミナーの学生14名、2年生と4年生の有志11名、教員4名の計29名が、昨年に引き続き株式会社MaLaReの中西農園を訪れ、ぶどうの摘粒作業を体験しました。
同学科の卒業生である嘉本さん(2022年卒)が勤務する同社の協力のもと、昨年から1年次セミナーの一環として行われています。
中西農園に到着すると、中西社長をはじめ従業員の皆さんが温かく学生たちを迎えてくださいました。
今年も学生たちは、大きく美味しいぶどうを実らせるために不可欠な摘粒作業について、丁寧な説明を受けました。どの房を残し、どれを取り除くのか、その選別方法を具体的にレクチャーされた後、学生たちは4人程度のグループに分かれ、広大なぶどう園へ。一房一房、真剣な眼差しで間引き作業に取り組みました。
最初は戸惑いながらハサミを動かしていた学生たちも、農園の方々のきめ細やかなサポートのおかげで、徐々にその手つきはスムーズに。慣れてくると、作業は順調に進み、学生たちの間には笑顔がこぼれていました。
農園の方々からは、「この作業は本当に人手がかかる大変な作業なので、皆さんに手伝っていただけて大変助かりました」と、感謝の言葉をいただきました。学生たちにとっても、ぶどう農家の方々の並々ならぬ努力と、美味しいぶどうが食卓に届くまでのプロセスを肌で感じることができ、非常に有意義な時間となったようです。
今回の体験では、学生たちが特に自信を持って手入れした一房にリボンでマークがされました。このぶどうは、収穫の際に学生本人にプレゼントされるとのこと。
秋には、学生たちが丹精込めて手入れしたシャインマスカットが、どんな美味しい姿を見せてくれるのか。今から収穫の喜びが待ち遠しいです。