食物学科

8月19日（月曜）、食物学科清家研究室に所属する学生6名が、美作市の大原コミュニティセンターにて、地域住民を対象とした栄養教室を実施しました。

今回の教室は、美作市が推進するフレイル予防事業の一環であり、地域住民10名が参加しました。

教室では、まず食事に関するアンケート調査を行い、学生たちとともに参加者が体重や食欲の変化、1日3食の食事の有無などを確認しました。その後、参加者は食生活チェックシートを記入し、魚、肉、野菜など、1日の中で摂取した食材について振り返りました。

次に、学生たちが手作りの教材を使ってフレイル予防について説明し、特に重要なタンパク質の摂取や1日の目安量、手計り法など、実践的な方法を紹介しました。また、5大栄養素を意識したバランスの良い食事の取り方についても解説しました。

教室の最後には、フレイル予防に役立つおすすめの料理とその作り方を紹介し、参加者全員に簡単に自宅で作れるレシピをまとめた冊子を配布しました。

質疑応答の時間では、参加者が日頃の食生活に関する悩みや疑問を率直に学生たちにぶつけ、学生たちは熱心に答えていました。