食物学科

5月18日（土曜）、食物学科藤堂雅恵研究室が、小学生を対象とした「わくわく！牛乳と野菜の食育教室」を実施しました。

この取り組みは、食育をテーマとした卒業研究を行っている藤堂研究室の学生が、研究の一環として牧場見学や野菜苗の植え付けなどを行い、子どもたち食育について関心を持ってもらうことを目的とし実施されました。

この日は永禮牧場（津山市志戸部）の永禮様にご協力いただき牧場見学をさせていただきました。

まずは牛舎で、牛の一日の過ごし方や餌の量、牛の特徴や牛乳の出荷量などについて教えていただきました。

その後、実際に牛乳を出荷する場面を見せていただき、販売品として出荷することができる基準などについても教えていただきました。

子どもたちは初めて間近で見る牛に驚きながら、興味津々に思い思いの質問をしていました。

牧場見学後は美作大学へ移動し、野菜苗の植え付けを実施しました。きゅうり、トマト、なすび、パプリカなどを親子で一緒に植え、子どもたちは「大きくなれ」と言いながら水をあげていました。

苗を植えた後、学生たちによる野菜にまつわるクイズが出題され、子どもたちは楽しそうに一生懸命答えていました。

また、学生が野菜を原材料として作ったジャムの試食を行い、参加者は何の野菜を使用しているのかを考えながら食べていました。

• 参加者の感想

「実際に牛乳が出荷される場面を見る機会がないので、親子で貴重な体験ができました。子どももとても興味を持って話を聞いており、小学校では体験できない内容だと思いました。また、普段スーパーで売っている野菜しか見る機会がないので、苗から植えるという貴重な体験もさせていただき、子どもたちも喜んでいました」

• 研究室学生のコメント

「食育教室1回目は、牧場見学や野菜の植え付け、酪農家の方や学生による講話など盛りだくさんの内容でしたが、子ども達が興味を持って笑顔で参加してくれていたように思います。実際に子ども達と関わりながらの活動は学ぶことが多く、とても貴重な経験となりました。2回目では、野菜収穫や料理教室(ピザ作りやお菓子作り)を予定してますので、次回も楽しく参加して頂けたらうれしいです」