学科トピックス
食物学科~ワインの製造法など様々な加工法を学ぶ~
2020年08月03日 食物学科
7月29日(水曜)、食物学科2年生が「食品学実習」の授業で、ワインの製造や加工食品の考案などを通じて、様々な加工法を学びました。
ワイン造りの材料となるブドウは、品質には問題ないが色や形などの関係で市場に出すことができなくなった廃棄前のものを、地元農家の方からいただきました。
ブドウ果実の軸を抜き洗浄しミキサーにかけ糖度を調整、その後PHの調整や酵母の添加を行い、恒温槽で発酵させました。
そして2週間後、いよいよワインが完成。
ワインをろ過する時間を利用し、自由課題として、これまで学んだ加工法を駆使して、ワインに合う料理をグループごとに考案しました。
ピザはオーブンで焼き、ベーグルはドウコンディショナーを使用、シチューやローストビーフなどは、真空包装機で真空パックした後、料理によって高温調理法や低温調理法を使い分けました。
学生の中には未成年者が含まれているため、残念ながらワインをテイスティングすることはできませんが、様々な加工法で作った料理を味わうことで、食品加工についての知識を深めました。