学科トピックス
大学 食物学科 原田佳子教授がフードバンク活動に関する本を出版
2022年03月11日 食物学科
大学 食物学科の原田佳子教授が共著にて執筆した『瀬戸内食品ロス削減団』が出版されました。
本書では、フードバンクとは?から始まり、瀬戸内地域でのフードバンク活動の紹介、そして、わが国の食品ロスの発生状況などフードバンクの役割について多くの事例・統計などを用いて紹介しています。
その中で、原田教授が顧問を務める“美作大学食品ロス削減サークル”や研究室が、地域の高齢者や子どもたちにフードバンクで集まった食材を使って食事をふるまう食事会の開催や、食品ロスについて楽しく学べる「食品ロス削減かるた・すごろく」の作成し、地元の小学生に食育授業を行うなど、精力的に行ってきた活動も紹介されています。
- 『瀬戸内食品ロス削減団』
- 原田佳子・糸山智栄・今村主税・土手政幸・難波江任・全国食品ロス削減研究会/編著
- A5判・154ページ
- クリエイツかもがわ
- 2022年3月発行
- ISBN978-4-86342-326-8 C0036
- 本体1,800円+税
【CONTENTS】
PROLOGUE 若者パワー炸裂、3連発!
Part1 早わかりフードバンク
フードバンクって何?/瀬戸内地域のフードバンク
Part2 食品ロスと格差社会とフードバンク
食費ロスや格差が生まれるのも経済・社会のしくみ/困窮者支援/フードバンクの歴史と世界の動き
Part3 わが国の食品ロス発生
食品ロスの発生経緯と現状/食品ロスの発生状況/食品ロスの定義/食品ロス発生の経緯/食生活の変遷
Part4 食品ロス削減、今こそ、アクションを始めよう
社会は大きく変化している/〈提言〉食品ロス削減をいっそう進めるために/さあ!アクション
詳細については出版社のサイトをご覧下さい。