食物学科~小学校で給食現場を体験学習~

2020年06月24日 食物学科

6月18日(木曜)、「令和2年度 地域を学んでのこさずたべよう事業(岡山県事業)」の一環で、食物学科4年の徳広千惠研究室に所属する学生6名が、広戸小学校の給食の時間にお邪魔させていただきました。

給食の配膳を手伝う学生

学生たちは1~6年生の各クラス分かれて、給食の配膳・下膳・食事の様子を、生徒たちとコミュニケーションをとりながら視察しました。
この日は、『岡山地産地消週間』で津山産ココロ米ごはん、牛窓産ちりめんじゃこの和え物など、岡山県産の食材を使用した献立でした。
“津山産ココロ米ごはん”に使用されている“巨大胚芽米「COCORO」”については、本学食物学科の人見哲子特任准教授が研究されている物品でもあります。

普段見る機会のない、小学生の給食風景を観察し、学年によって異なる生徒の様子や、担任の先生が行う指導方法、残食を減らす取り組みなどを学びました。

給食風景
給食風景

その後、津山市草加部学校食育センターへ移動し、食育センターの概要説明を受け、施設見学を行いました。学生たちからは、残食に対する取り組みなどについて、活発に質問する姿がみられました。

施設見学風景

参加した学生の感想

「食べ物の大切さを伝えることはもちろん重要ですが、食事は楽しいものだと感じてもらえるような出前授業を行いたいと思いました。」

「給食時では学年それぞれに特徴があり、先生方の声かけや配膳方法を工夫することで残食を少なくする取り組みが行われておりとても勉強になりました。」

「コロナ禍で給食を静かに食べる子どもたちを見て、今まで以上に給食を楽しんでもらえるような工夫が必要だと思いました。給食時の指導等を行うことで、地域の食材・その他食品自体への関心を広げ、学んだことを感じながら食べることができる給食時間にしていきたいと思いました。」

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