食の分野
大学
食物学科
[管理栄養士養成課程]
「食品ロス」をテーマに考える~食品ロス削減フォーラムを開催しました~
2019年11月21日 食物学科
11月16日(土曜)、美作学園創立100周年記念館で「食品ロス」をテーマにしたフォーラム、『食品ロス削減フォーラム』が開催され、本学の学生や教職員、一般参加者の約100名が参加しました。
第1部の講演では「食品ロスの現状と課題」と題して、本学食物学科の原田佳子教授が、日本を取り巻く食品ロスの現状と実態、そして未来に向け食品ロスの削減は必要不可欠で、重要視しなければならない問題であることを講義しました。
次に川崎医療福祉大学講師 直島克樹先生より「食品ロス削減と子ども食堂」と題し、直島先生自身が代表を務める[子ども食堂支援プラットフォーム]の活動について説明されました。世界的にも貧困問題は大きな課題で、岡山から対策のモデルを発信していきたいと話されました。
2部のパネルディスカッションではパネリストに原田佳子先生・食品ロスサークル部長の下山奈津美さん(食物学科3年愛媛県野村高出身)・岡山県美作県民局環境課長の木村英治氏・(株)マルイ執行役員環境対策室長の鈴木豪氏・NPO法人オレンジハートつやま角野いずみ氏が登壇し、コーディネーターに直島克樹先生を迎え、活発な議論が行われました。
家庭やお店、企業で余った食材を支援施設などに橋渡しする活動「フードバンク」についての課題では、現在急増している「フードバンク」だが、まだ認知度が低く、普及しているとはいいがたい現状で、もっと知ってもらう活動が必要との意見が上がりました。
このフォーラムの様子は11月18日(月)の津山朝日新聞にも掲載されました。