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[管理栄養士養成課程]

『腎(ジン)とくる話』~大学食物学科、外部講師より高齢期の栄養管理を学ぶ~

2019年06月21日 食物学科

6月15日(土曜)、大学食物学科4年「高齢者栄養学演習」の授業に、本学の卒業生で現在広島県中区にある中島土谷クリニックの管理栄養士として勤務されている、滝本由美子先生を外部講師にお招きし、講義をしていただきました。

 

先生がパワーポイントを使用して説明する様子

 

この日は、『腎(ジン)とくる話』と題して、腎臓の基礎知識から始まり、腎臓に関する疾患や影響する栄養素、治療法や食事療法等、たくさんのお話をしてくださいました。

 

腎臓はサイレントキラー(沈黙の臓器)と呼ばれ、自覚症状がなく疾患が進行し、気づいたときには手遅れということがあります。現在「慢性腎不全(CKD)」の患者数は約1330万人(人口の約8人に1人)となっており、悪化すると人口透析が必要となってきたり、脳卒中等の重い病気を引き起こす恐ろしい疾患です。

 

授業の全体風景 

 

滝本先生は、腎臓病の栄養指導には「アミノ酸スコア」を考慮することが絶対に必要だと話され、自作でアミノ酸スコア表を作成されており、この日受講した学生にも配布してくださいました。

その他にも、管理栄養士として働く上で必要となる内容が掲載されている資料や冊子等をたくさん用意してくださいました。

 

多数の資料の写真

 

現場での実務経験から学ぶ内容は学生たちにとって新鮮であり、学びの多い時間となりました。

 

  • 受講した学生の感想

教科書を読むだけでは、難しく理解しきれなかったところも分かりやすく説明してくださり、今後働く上で大切なことを多く学ぶことができました。今回学んだことを今後に活かしたいと思います。

梶岡 陽菜さん(食物学科4年/岡山県真庭高校(落合校地)出身)

 

 

 

 

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