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食の分野

食物学科

[管理栄養士養成課程]

保育園での食育を学ぶ~大学食物学科で外部講師が講義~

2019年06月03日食物学科

5月28日(火曜)、大学食物学科4年生「小児栄養学演習」の授業で、外部講師に元作陽保育園の有木 信子先生をお招きしました。

「小児期における健康栄養問題と対応の実際」と題して講義を行っていただき、当時園長として勤務される中での経験談を元に、学んだことや感じたこと等を学生たちに伝えました。

 

講義風景

 

 

有木先生は、子供たちに、多くの経験を通じて自分に自信を持ってもらいたいという思いを持ち、テーマとして、食育で「親子がふれあう」「朝食摂取100%」等を掲げ、保育園で様々な取り組みをされていました。

 

取り組みの一つとして、園庭の畑に子供たちと季節の野菜を栽培しています。その野菜を一緒に収穫して調理をして食べることで、食材へのありがたみを感じて感謝の気持ちを培い、そして、苦手な野菜でも自分で作った料理は美味しく食べられるようになります。自分で食事を作ることで偏食是正にもつながるのです。

 

また、毎月食育の日を決め、「食」にまつわるテーマを掲げて栄養士、保育士、看護師と食育指導を行っており、多職種間でも「食育」に対する意識を向上させています。

 

講師の先生が壇上で話をされている様子

 

その他、「栄養士の1日の業務内容」「アレルギー食対応の実状」「地域との交流」「食育参観日や親子会食」などなど沢山のお話しをしてくださいました。

 

最後に、保育園での栄養士は「食と保育」を一体化して考え、保育士との連携が大切であること、また、調理のことだけではなく乳幼児の健康にも関心を持つことが大切である等と話されました。

 

4年生になり就職先に悩んでいる学生にとっては、現場での経験を踏まえた臨場感のある講義内容

で栄養士業務を知ることができ、大変貴重な時間となりました。

 

●受講した学生の感想 

今回このお話を聞いて、改めて子供達への食育の大切さ、保育現場で行っている栄養士の必要性を具体的に知ることが出来ました。また、大変なことは沢山あると思いますが、その中でやりがいや、改善点、問題点をみつけ日々取り組んでいる様子が想像でき、保育園での栄養士業務に魅力を感じました。

小さいときの食育や保育は人生の基盤になり、生きる力をしっかり身につけられる時期だということがわかりました。それから、「働く上で笑顔を忘れないこと」「健康が第一」「自分の仕事に誇りを持つこと」「マイナス思考からは何も生まれないということ」なども教えていただき、今後の就職活動を進めていく中でとても勇気づけられるお話でした。

 

城戸 美早紀さん(食物学科4年/愛媛県内子高出身)