食の分野
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食物学科
[管理栄養士養成課程]
学生が考えた食育弁当、第13弾発売 ~株式会社マルイと本学人見研究室の共同開発~
2018年05月08日 食物学科
2018年4月15日、大学食物学科人見研究室と株式会社マルイが共同開発している食育弁当の第13弾、『食べよう発酵のちから 甘酒仕立て鯵の味噌焼き弁当』の発売に合わせて販売キャンペーンを実施しました。
共同開発の食育弁当は「地域の皆さんにバランスの良いものを食べていただきたい。普段食べるお弁当を通じて、地域の皆さんに『毎日の食』に対する意識を高めていただきたい」との気持ちから、6年前に始まったプロジェクトです。
この日は、いつも販売キャンペーンを行うマルイノースランド店に志戸部店、両三柳店(鳥取県米子市)の二店舗を新たに加え、三店舗同時の販売キャンペーンを実施、開発にあたった人見研究室の学生が鯖の味噌焼きやメンマと鶏そぼろのせご飯の試食を持って、PRを行いました。ノースランド店以外の店舗で販売キャンペーンを実施するのは今回が初めてです。今回は、ミマッパちゃんも応援に駆けつけ、販売キャンペーンに花を添えました。
今回は、疲労回復や腸内環境改善などの効果がある発酵食品で、食べた人に元気になってもらいたい、との気持ちをコンセプトに学生7名と指導教員の人見先生が2018年1月からマルイと開発をはじめました。
メンバーは、栄養だけでなく味や彩りにもこだわってメニューや材料を検討し、試作を繰り返して、甘酒仕立て鯖の味噌焼き、甘酒大学芋、ひじきとオクラのサラダ、巨大胚芽米のメンマと鶏そぼろのせなどをメニューに選定、商品化しました。味噌、甘酒、メンマ、かつお節、黒酢など様々な発酵食品が取り入れられています。さらにエネルギー395キロカロリー、脂質9.6グラム、食塩相当量1.3グラムとカロリーや塩分も低くおさえました。
家族連れやご夫婦など売り場に訪れたお客にメニューや発酵食品の効果についてご説明するなどし、この日準備したお弁当はほぼ完売して幸先の良いスタートとなりました。
<両三柳店の様子>
『食べよう発酵のちから 甘酒仕立て鯵の味噌焼き弁当』は岡山・鳥取県内のマルイ全店で販売中です。ぜひ食べてみてください。