学科トピックス
社会福祉学科、授業で「さくらワークヒルズ」と連携し大学グッズ箱詰め作業を実施
2024年05月20日 社会福祉学科
5月13日(月曜)、大学社会福祉学科が、「社会就労センター さくらワークヒルズ(津山市勝部)」と連携をし、本学珈琲研究会の学生がブレンドしたコーヒー「Mimasaka University Blend」の箱詰め作業を行いました。
この取り組みは、大学グッズ「Mimasaka University Blend」の箱詰め作業を、「さくらワークヒルズ」の利用者さんと、障がい福祉分野で実習を予定している4年生が「ソーシャルワーク演習Ⅳ」の授業内で行うもので、授業内で本学社会福祉学科と事業所が連携した取り組みを行うのは今回が初となります。
<「Mimasaka University Blend」の詳細はこちら>
さくらワークヒルズは社会福祉法人共栄会が運営する就労継続支援B型事業と就労移行支援事業の多機能事業所です。毎年実習先としてお世話になっており、現在5名の卒業生が勤務しています。この日は利用者さん3名と支援者として卒業生2名が本学を訪れました。
学生たちは利用者さんが作業しやすいように、事前に授業内で視覚的にわかりやすく作業手順を表記してある「手順書」を作成しました。
<手順書作成の様子>
作業工程を写真付きの「手順書」と実演で説明し、利用者のみなさんと一緒に作業を進めていきました。
楽しくコミュニケーションをとりながら順調に作業を進め550箱を作り終え、作業後は本学の学食で楽しく食事を摂りました。
実習を控えている学生にとっては、学内で利用者さんと交わりながら演習ができる良い機会になりました。また、さくらワークヒルズにとっては、利用者さんの作業経験の一つとして、良い機会になったとのことでした。大学としても、地域貢献の一つとして仕事を提供することができました。
- 利用者さんのコメント
「難しい作業かと不安に思っていましたが、わかりやすい手順書があり、学生の皆さんと会話をしながら楽しく作業ができて良かったです」
- 卒業生2名(安東卓哉さん、畠中唯奈さん)のコメント
「今回初の取り組みで、利用者さんにとても良い刺激となりました。継続的に実施していければと思います。また、学生さんも実際に利用者さんと関わる機会が少ないと思うので、普段の大学の授業では味わえない体験になったかと思います。利用者さんから色々なことを学んでもらえれば嬉しいです」
- 甲元李和さん(社会福祉学科4年/岡山県勝山高校出身)
「一回の説明で覚えてくださり、手順書を作成して良かったと思いました。実際の利用者さんと実習以外で関わることが少ないので、実習前の良い経験になりました。また、この経験を就職後にも活かしていきたいと思います」