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学科トピックス

社会福祉学科有岡ゼミ「“みんなの田んぼ”で稲刈り」

2022年09月30日 社会福祉学科

9月24日(土曜)、大学社会福祉学科有岡道博准教授ゼミに所属する学生と地元町内会子ども会が、院庄の作楽神社横の水田で稲刈りを行いました。

この日は、子ども9名、保護者8名、町内会役員1名、学生10名、教員1名の29名が参加しました。

<5月の田植えの様子はこちら>

 

稲刈りの様子

 

この取り組みは「子育て支援」をテーマとした研究で、少子高齢化社会で日本各地の多くの町内会が活動をすることが難しくなっている状況の中、北園町内活動の現状を確認、活性化を図ると共に、次の世代である子どもに対して、未来の町内会の在り方を提言することを目的として行われています。

 

稲刈りの様子 稲刈りの様子

 

台風のため1週間延期した影響で参加者が半減し、子どもたちの大半は小学校低学年、幼稚園、保育園の子ども達でした。しかし、学生と一緒にカマを握ったり、お父さんの刈った稲を運んだりと大活躍していました。

 

刈った稲は、田んぼの端にビニールハウスの鉄パイプを利用してハゼ(稲の束をかけて乾かすもの)を作って干しました。2週間干して脱穀をすると、お米になります。

慣れない手でパイプを扱っているのを見かねて、近所の方が木製のハゼを提供してくださいました。わざわざ家に帰り、今は使われていない太い杭や棒を持ってきてくださいました。

 

稲刈りの様子  稲刈りの様子

 

さすがに安定性が違い、しっかりしたハゼが作れました。また別の家の人からは、保護者が稲を束ねているのを見て、「そんなもんでは外れるよ」と言われ、結び方を教えていただきました。近所の皆様に様々な面で助けていただきました。

 

稲刈りの様子

 

一反の広い田んぼの半分以上コンバインで収穫していたのですが、さすがに今年は人数が少なく、最後は小さな稲刈り機とコンバインにお願いしました。
2週間後には脱穀、11月には収穫祭、12月にはお餅つきと毎月行事が並びます。これらの行事に“みんなの田んぼ”で育てたお米が使われ、みんなで育てた成果を味合うことができます。

 

 

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