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世界アルツハイマーデー~おあしすカフェで地域の方々と交流~

2019年10月01日 社会福祉学科

9月20日(金曜)、世界アルツハイマーデー(9/21)に合わて、城東地区にある「じ・ば・子の茶の間」で「おあしすカフェ」を開催し、社会福祉学科の学生6名がスタッフとして参加しました。

 

地域のお年寄りとレクリエーションをする学生たち


「おあしすカフェ」とは、認知症の方やそのご家族を支援することを目的としたカフェです。

地域の人や専門家と集い、悩みを語り合ったりアドバイスを受けることのできる場で、社会福祉学科の小坂田・堀川研究室とおあしすの会(認知症の方と家族の会)が共同で定期的に開催しています。

 

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この日は、かるたのお題を逆さに読む「逆さかるた」や、リズムに合わせて自分や隣の人の肩を叩きながら童謡の「赤とんぼ」を歌うなど、学生が考案した、頭の体操になり皆で楽しめるレクリエーションを行いました。

昼食は手作りハヤシライスを皆でいただき、笑顔のたえない楽しい交流会となりました。

 

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また、この日地元テレビ局の「テレビ津山」さんが取材をしてくださり、美作大学の世界アルツハイマーデーに関する取り組みを特集してくださるそうです。

 

  • 参加した学生の感想

今回のおあしすカフェは、世界アルツハイマーデーの前日ということもあり、美作大学の学生と教職員、おあしすの会の関係者等がオレンジ色のTシャツを着て参加し、認知症の啓発活動と理解促進に繋がる1日でした。
レクリエーションでは、参加者ができることを行うことで昔のことを思い出してもらったり、少しでも記憶に残ると良いなと思いました。
認知症当事者やその家族に対して私たちが今、何ができるかを考える良い機会となりました。

伊藤 将士さん(社会福祉学科4年/島根県横田高出身)

 


今回オアシスカフェに参加してみて、参加者への声掛けの仕方、関わり方、雰囲気の作り方など、各参加者に合わせて違う配慮をおこなう必要性を学びました。
また、レクリエーションや食事の準備などを通して、全体の動きを見ながら運営していくことも学ぶことができました。

田中 涼平さん(社会福祉学科4年/岡山県新見高出身)

 


今回のおあしすカフェは、前回より2ヶ月空いての開催でしたが、いつも通り多くの方が参加されていました。参加者の方は「毎回楽しみにしている」「来てよかったと」言われており、日常生活の中の憩いの場になっているのだと感じました。

また、最近来られていない方を心配する声もあり、独自のコミュニティが出来上がってきているのだと感じました。このコミュニティがこれからも広がり続けることのできる場になっていけばいいなと思いました。

三牧 嵩昌さん(社会福祉学科4年/岡山県勝山高出身)

 

今回参加して、「(ご家族の方が)まだこんなに楽しそうに歌うんだって知らなかった」という家族さんの言葉がとても印象に残りました。

認知症になってできないことが増えて外に出る機会が減ったり、家に閉じこもりがちになってしまったりするのではなく、認知症カフェなどの自分に合った集いの場に来て自分自身の力を発揮できる場所を見つけることは大切ではないかと思います。認知症カフェが増え、そして認知症カフェという場があることがもっと周知されていけばいいなと思います。

白岩 麗さん(社会福祉学科4年/岡山県美作高出身)

 

 

 

 

 

「じ・ば・子のおうち」とは

空き家の問題や、少子高齢化の問題を抱える津山市の城東地区で、地域の人をはじめ、NPO支援センターや社会福祉協議会、市等と連携を取りながら、城東地区全体が明るくなるよう様々な取り組みを行っています。

地区内に地域のみんなが集まれる「じ(じいちゃん)・ば(ばあちゃん)・子のおうち」を整備し、子どもの居場所事業や、高齢者講座等を通じて、子どもと高齢者を支援する取り組みを行っています。

 

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3 すべての人に健康と幸福を 11 住み続けられるまちづくりを

 

 

 

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