犯罪被害者支援を通じて、「命の大切さ」を伝える~大学社会福祉学科のグループが感謝状を受ける~
2018年08月06日 社会福祉学科
美作大学社会福祉学科 永見芳子講師の研究室に所属する「犯罪被害者支援」の研究や支援活動を行っているグループに岡山県警美咲署(久米郡美咲町打穴中)から感謝状が贈られました。
8月3日(金曜)、美咲署で行われた贈呈式には、今年度グループのリーダーの4年 山中美由希さん(高知県岡豊高校出身)と4年 溝上理紗さん(岡山県真庭高校出身)の2人と永見講師が出席しました。
宍戸英信署長より「犯罪被害支援教育活動に貢献され、子どもたちに命の大切さを十分伝えてくれました。」と感謝状が手渡されました。
2017年度と2018年度の2年間、美咲署管内の中学校で実施した「犯罪被害者に対する支援について考える」創作劇の上演により、「命の大切さを考える」教育活動への貢献が評価されての今回の感謝状贈呈となりました。
山中さん、溝上さんは「先輩たちと始めた活動で、様々な人の役に立っていることが実感でき、とてもうれしいです。これからも犯罪被害者の気持ちを理解してもらえるように、今まで以上に活動を続けることで、犯罪自体が減り、「被害者も加害者もださない『まちづくり』」を進めることができれば」と話していました。
「犯罪被害者支援」には、心理的な支援や社会的資源の活用、様々な機関や職種との連絡調整が必要であると言われています。そういった背景の中で、ソーシャルワーカー(社会福祉士)に対する期待は年々大きくなっています。
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