犯罪の被害を受けた人が身近にいたら~久米南中学校で犯罪被害者支援についての創作劇とグループワーク~
2018年07月19日 社会福祉学科
7月13日(金曜)、「命の大切さと犯罪被害者支援について考える」をテーマに、大学社会福祉学科の学生たちが「犯罪被害者支援のあり方について考える創作劇」を久米南町立久米南中学校(久米南町下弓削)で上演しました。
美作大学社会福祉学科の永見講師の研究室に所属する「犯罪被害者支援」の研究や支援活動を行っているグループのメンバー19名と有志社会福祉学科4年生4名・3年生4名の計27名が参加しました。
体育館に集まった久米南中全校生徒113名と先生方およそ20名を前に、創作劇を上演し、途中その創作劇で題材となった「交通事故の被害者遺族となった友人のために自分ならどうするか、何ができるのか」について、グループに分かれて中学生に考えてもらいました。
24つあるグループにはそれぞれ学生が入り、劇の題材となっている「被害者遺族の友人にどのような態度をとるのがよいか」など問いかけて、少人数の中で中学生に考えてもらい、発言等がしやすい形で進めていきました。
「被害者遺族となった友だちに、直接何をしてほしいのか、何ができるのかを聞く」「事故のことに触れずに相手の好きなことについて話す」「移動教室も一緒に移動して、一緒にいる」「そっとしておくよりは、積極的に話しかける」など中学生からは活発に発言がされていました。