病院や介護現場での摂食・嚥下について学びました

 卒業後、医療・保健・福祉の現場へ進むことになる食物学科4年生、栄養学科2年生、社会福祉学科4年生が6月27日、合同講義で病院や介護現場での摂食・嚥下について学びました。
 多職種連携が進む医療現場等では部門の境を超えた情報や知識の共有が必要となっています。管理栄養士や栄養士、社会福祉士になる学生が将来、それぞれの職場で、適切かつシームレスな医療・介護サービスを提供できるよう、3学科で合同講義を行いました。
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 この講義では、株式会社クリニコの営業員を務める太田奈穂氏を講師にお招きし、外部から水分や食物を口に取り込む“摂食”と、取り込んだものを咽頭と食道を経て胃へ送り込む“嚥下”についてお話しいただきました。太田氏は、摂食嚥下障害や、嚥下食を提供するときの食事形態(ゼリー状・ミキサー食・きざみ食)について解説し「食べることの楽しみの消失は、QOL(quality of life)の低下につながります。食事形態の調整でQOLの向上につながることもあります」とお話しされ、学生は熱心に耳を傾けていました。
講義の写真講義の写真

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 続いて、クリニコの嚥下食「ハヤシライス」「ゼリー」の試食や、お茶に3段階のとろみ(薄い・中間・濃い)をつける実験及び試飲を行い、医療現場などで実際に活用されている嚥下食の味や舌ざわりを体感しました。学生は、将来自分たちが食事を提供する側になったとき、患者さんに寄り添った支援をしていけるよう、その味や食感をしっかりと確かめていました。


 栄養学科の学生は「これから、老人ホームなどの福祉施設で働くことになると思うので、とろみのある嚥下食を実際に体験してみることは、とても貴重な体験になりました」と話していました。