学科トピックス
短大栄養学科、「ゆのごう美春閣」と共同食事メニュー開発プロジェクト始動!
2021年12月13日 栄養学科
今年度、短大栄養学科がゆのごう美春閣(岡山県美作市)と共同で食事メニュー開発を行うプロジェクトを開始しました。
旅館で提供される新たな食事メニューを学生が考案する取り組みで、栄養学科1年生の有志11名が参加しています。
この度はスポーツ合宿者に向けたメニュー開発を目的とし、朝食班と夕食班に分かれて、「持久力向上」「疲労回復」をテーマとした食事メニューを考案します。
まず、7月16日(金曜)にゆのごう美春閣を訪れ、学生がテーマに沿って立案した献立を、料理長らにプレゼンしました。
朝食班は「持久力向上」、夕食班は「疲労回復」をテーマとし、献立内容を説明しました。
料理長は、日頃料調理する際の工夫点や経験談をお話しくださり、「学生ならではのワンポイントを加え、少し冒険する部分や遊び心などを入れてもらえたらと思います。」と学生たちへアドバイスしました。
プレゼン後は、館内や厨房設備の見学をさせていただきました。
10月25日(月曜)には、美春閣の厨房をお借りし、考案した献立の試作・検討会議を実施しました。
初めに料理長より実際に使用している食器等の説明があり、今回作成する献立に合う食器の選択を行いました。
その後、厨房へ移動し調理を開始しました。
この日は、料理長、副料理長が一緒に厨房に入ってくださり、調理の技術指導や段取り等、プロ視点からのアドバイスをいただきながら調理を行いました。
学生たちは積極的に料理長らとコミュニケーションを取り、大変貴重な体験をさせていただきました。
できあがった献立を試食して意見交換を行い、来春に向けて実際に提供できる料理へとブラッシュアップしていきます。
- 参加した学生のコメント
「スポーツ選手向けの献立作成で、取り入れる栄養素や料理全体の見た目を意識して考えました。実際の試作では、分量が多かったり全体のバランスが悪かったりしたので、実際に提供される前に、しっかり見直していきたいです。」
「美春閣に宿泊されるスポーツ選手の方への大事な栄養素や、津山の食材について調べ、知ることができました。これから食べてくださるお客様に喜んでいただけるように、たくさんご指導を頂きながら考えていきたいと思います。」