学科トピックス
短大栄養学科が、美作大学附属幼稚園で栄養指導を実施!
2023年12月08日 栄養学科
12月1日(金曜)、短大栄養学科1年が「栄養指導論実習」の授業で、美作大学附属幼稚園で園児に向けた食育・栄養指導を行いました。
本授業は、教材や指導媒体をグループで協力して作成し、栄養指導計画やコミュニケーション・プレゼンテーションスキルを高める技法などを学習する、実践につながる授業です。実際に現場で役立つ栄養指導の1つとして、対象者に関心をもたせ、分かりやすく理解しやすい媒体の作り方や発表の仕方を学んでいます。
この日は美作大学附属幼稚園との連携により、園児に向けて栄養指導を行う機会を得ました。
学生たちは園児にも分かりやすく、楽しく、興味をもって学んでもらえるよう、参加型の劇を考えました
劇は大きなカブの話をアレンジして、子どもの苦手なナスやピーマン、きのこ等たくさんの野菜を収穫し、歌に合わせてカレーを作るというストーリーです。
「嫌いにならないで!」というピーマンの声を聞き、苦手な野菜にも挑戦する場面では、「嫌いにならない!」と声を上げる園児もいて微笑ましく、みんなで「おいしくな~れ!おいしくな~れ!」とおまじないを言い、一緒に食べる真似をしたり、野菜クイズにも楽しそうに参加してくれたりました。
学生たちは初めての挑戦で緊張しながらも、しっかり伝わるよう声を出し、園児の反応を確かめながら楽しく実習できました。
最後に、野菜の名前を覚えることができる手作りの指導媒体を(幼稚園に)プレゼントし終了しました。
「子ども達に野菜を摂ることの大切さが伝わり、食べてみようというきっかけになれば嬉しいね」と、みんなで話しています。
- 学生の感想
「短時間での練習でしたが、子ども達に伝えることが出来て良かったです。園児に伝わるようなセリフに言い換えたり、動作を工夫したりするのが難しかったです」
「園児に対してどのような話し方をすれば良いのかわからない部分もありましたが、とても貴重な経験となりました。今後栄養士を目指すうえでとても良い機会となりました」