学科トピックス
栄養指導論実習で媒体作成の基礎を学び、模擬栄養指導を行う
2020年10月26日 栄養学科
10月15日(木曜)、栄養学科1年が「栄養指導論実習」の授業で、グループごとに栄養指導に使用する媒体を作成し、模擬栄養指導を行いました。
栄養指導論実習は、教材や指導媒体をグループで協力して作成し、栄養指導計画やコミュニケーション・プレゼンテーションスキルを高める技法などを学習する、実践につながる授業です。
現在、実際に現場で役立つ栄養指導の1つとして、対象者に関心をもたせ、分かりやすく理解しやすい媒体の作り方や発表の仕方を学んでいます。
今回のテーマは「大学生の食生活にどのような問題を感じ、どのような栄養指導ができるか」。
7グループに分かれて、意見・アイデアを出し合いながら媒体を作成しました。
「お菓子のカロリー知ってますか?」「ちょっと待った!今の食事にもうひとアレンジ」というテーマで、自炊が難しくコンビニ等で食事を済ます学生たちに着目し、栄養成分の視点から正しい食品選択を促すような内容や、「めくって確認!ヘルシー食品」「せめて食べた分だけでも消費しませんか?」というテーマで、体型を気にする学生に向けて、健康に体型維持ができるような食事指導をする、といった内容の媒体がありました。
めくると答えが出てくるものや、大学周辺の地図を書いて説明するなど、興味を引いて立ち止まって見てもらえるように様々な工夫を凝らされた媒体がありました。
担当教員の柳澤ひとみ先生は、媒体の見せ方やデザインについてアドバイスし、媒体同士を比較してそこからの見えてくるヒントなどを学生たちに伝えました。
実施後は互いに評価し、意見・アイデアを出し合って改善し、またプレゼンテーションを繰り返し行いながら、よりレベルの高いものへと仕上げていきます。