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[栄養士養成課程]

実習受け入れ先の指導者から講話を受ける~短大栄養学科2年生が学外実習にむけて~

2018年10月26日 栄養学科

10月25日(木曜)、短大栄養学科2年生44名が、「学外実習指導」の授業で、学外から講師をお招きして、講話を聞きました。

お話してくださったのは、社会福祉法人やよい保育園(津山市勝部)の主任栄養士 藤本睦子先生。やよい保育園は栄養学科「給食管理実習Ⅱ」の受け入れ先となっており、藤本先生は主任栄養士として、学生たち実習生の実習指導者としてご指導いただいています。

 

また、やよい保育園では、この他にも児童学科や幼児教育学科の学生たちの保育所実習などの受け入れ先として、学びの場を提供いただき、本学の専門職養成にご協力いただいています。

 

写真:学生を前に栄養士業務などをお話になる藤本先生

 

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冒頭、藤本先生が学生たちの先輩であることの紹介が担当の服鳥先生からあり、講義がスタートしました。

藤本先生から、保育所での栄養士の業務について説明があり、その後、栄養士業務や実習について学生たちから質問していく形で進んでいきました。

業務については朝から夜までの1日の流れや年間の流れについても詳しく説明がありました。

 

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その後、質問の時間になると学生たちは積極的に質問していました。

「給食献立を立てて、食材等の都合で、予定どおり進まないことはあるか」「保育所の給食献立でよく使う食材」「栄養士として作りやすくてすきなおやつ」など栄養士業務に関する質問や、「保育所の栄養士のやりがいや楽しさ」「保育所で栄養士をしていて大変だった経験」「保育所の栄養士として就職した理由」など自分たちの就職も見据えた質問もありました。

 

写真:学生の質問に熱心に答える先生

 

写真:質問をする学生 写真:質問をする学生 写真:質問をする学生

 

質問に対して、藤本先生は随所にご自身が工夫されていることなどを盛り込み、大変丁寧でわかりやすく答えていました。学生たちはうなずきながらメモを取り、熱心に聞いていました。

 

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また、やよい保育園の給食で提供している献立のレシピカードも見せていただき、学生にとっては大変有意義な講義となりました。

このレシピカードは園で提供している献立を家庭でも作りたいといった保護者などの要望に応えるため、園の展示スペースに設置して、いつでも持ち帰ることができるようになっているそうです。

 

写真:学生の質問に答える藤本先生

 

栄養学科の2年生は、栄養士資格取得の最も重要とされる「給食管理実習Ⅱ」いわゆる「学外実習」に毎年11月上旬から出ます。

その実習に向けて、事前指導で実習に対する心構えから実習ノート・記録の取り方などを、事後指導ではふりかえりを、後期の「学外実習指導」の授業を開講しています。

その事前指導の総まとめとして、学生たちの意識を高め、心構えと準備ができるよう、実習での成果をより大きなものにするために、実際受け入れ先となっている施設などの実習指導者から講話や指導を受ける機会を設けています。

栄養学科では、学生たちに対し、受け身ではなく自ら動くといった積極的な姿勢、責任感や緊張感を持って、集大成である「学外実習」に臨めるよう、日々の授業やこういった取り組みをの中で教育・指導・助言をしながら、実践的な栄養士の養成をめざしています。

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