学科トピックス
2026年6月21日(日曜)、「美作地域学」がスタートし、第1回・第2回の講義が2コマ連続で実施されました。
本講義は、美作地域の現状を多角的に理解し、地域課題の発見と解決に向けた力を養うことを目的とした科目です。

初回となる1コマ目では、「地域学とは何か」という概論とともに、美作地域の文化や観光について学びました。特に、つやまの牛肉やホルモンうどんといった食文化をはじめ、地域に根付く魅力ある資源について紹介され、学生たちは身近な地域の奥深さに触れました。

続く2コマ目では、津山市観光文化部 観光・歴史まちづくり推進室の松本宏光先生をゲスト講師に迎え、津山市の歴史やまちづくりの取り組みについて講話が行われました。講義では、出雲街道が地域に与えた影響や、津山城をはじめとする歴史資源の価値について紹介され、学生たちは地域の成り立ちを学びながら理解を深めました。
また、当日は津山まちじゅう博物館の津山城デジタルサイネージが教室に設置され、城内の様子をデジタルで体験できるコンテンツも披露されました。津山城だけではなく津山の観光名所なども音声案内付きで見ることができます。
講義後も学生たちが実際に操作しながら楽しむ様子が見られ、学びと体験が結びついた時間となりました。
さらに、このデジタルサイネージは7月21日までの期間限定で学内に設置されています。英語訳は美作大学学長:桐生和幸教授が担当、中国語訳は児童学科の閻琳講師が監修しています。

授業を受講していない学生や教職員も自由に体験することができ、津山城の魅力をより身近に感じられる貴重な機会となっています。実際に現地を訪れる前に、その歴史や構造を立体的に知ることができるこの取り組みは、地域の魅力発信の新たなかたちです。
受講した学生からは、「18年間住んでいても知らないことがたくさんあった」「津山にはまだ知られていない文化財が多くあると知り、もっと多くの人に伝えたいと思った」といった声が聞かれました。また、「津山城に行ったことがなかったが、今回の話をきっかけに訪れてみたい」「地域のグルメにも興味が湧いた」など、学びが具体的な行動意欲へとつながっている様子もうかがえました。
本授業では、今後もゲスト講師による講義や学外学習を通して、美作地域の教育・文化・観光・福祉・産業など多様な分野を学んでいきます。最終的には、学生自身が地域課題を見つけ、解決に向けた提案を行うことを目指しています。
地域を知ることから始まる学びは、やがて自分自身の将来や社会との関わり方を考える力へとつながっていきます。「美作地域学」でのこれからの学びに、学生たちの期待が高まっています。
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