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学科トピックス

「性暴力への理解が広がることを目指して」第4回岡山県北犯罪被害者支援フォーラムを開催

2022年01月27日 社会福祉学科

12月11日(土曜)、本学にて社会福祉学科の犯罪被害者支援研究室が「 性暴力への理解が広がることを目指して~私たちが被害者にも加害者にも傍観者にもならないために~」をテーマに、第4回岡山県北犯罪被害者支援フォーラムを開催しました。

 

会場の様子

 

今回のフォーラムでは、県北で性暴力被害者を支援する機関や組織、学生が、所属の垣根を越えて集まり、参加者で性暴力被害について考え、性暴力への理解を広めあえる関係づくりを目的としています。

この日は社会福祉学科約50名と、警察署や市役所の職員等4名が参加しました。

 

会場の様子

 

この度は、公益社団法人被害者サポートセンターおかやま(VSCOヴィスコ)から片山文氏をお招きして性暴力の実態や被害者の思いについて、オンラインにてご講演いただきました。

VSCOは性犯罪・DV・ストーカー・殺人・傷害・交通事故・その他の犯罪の被害者や、そのご家族、ご遺族を支援している岡山県の民間団体です。

 

講師の写真

 

まず片山氏による講演の前に、参加者それぞれが持つ「性暴力」のイメージについてグループディスカッションを行い、班ごとに発表して全体で共有しました。

 

片山氏の講演では、性暴力とは望まない性的な行為を指すことや、年齢や性別にかかわらず起きること等の説明があり、直接身体に触れるものと、露出や盗撮等身体に触れないものの種類があることを話されました。

また、VSCOに寄せられる相談件数や相談内容の紹介があり、支援員の役割についての話では、いくつかの事例を合わせた架空事例を基に、様々な相談先へつなぐ体制等の話がありました。

 

最後に片山氏は「被害者にも加害者にも傍観者にもならないために、性暴力の正しい知識を得ること、そして、自分に何ができる考えて自分ができる範囲で行動を起こしてもらい」と学生たちにメッセージを送りました。

 

  

 

講演後は、講演内容を踏まえたうえで、再度グループディスカッションを行いました。学生たちは活発に意見交換を行い、性暴力に対する理解を深めました。

 

集合写真

 

 

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