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学科トピックス

大学 社会福祉学科 中山間フィールドワーク~中山間地域における福祉の実態と役割を学ぶ

2021年08月12日 社会福祉学科

社会福祉学科の4年生が、8月3日、4日、5日の3日間、集中講義「中山間地福祉のまちづくり」で、農村部から都市への人口流出や、高齢化や少子化について、また集落の概念や構造、機能についてを学びました。フィールドワークでは地域のシステムが時代に合わせて変化していくために、住民と行政が協働する場である「地域運営組織」が今後どのように機能していくべきかについて、学びました。

 

集中講義1日目

地域の問題について研究をしている作野広和先生(本学非常勤教員・島根大学教育学部教授)の講義を受け、中山間地域の実態を客観的に把握しました。

 

作野先生脳講義の様子

集中講義2日目

典型的な中山間地域である兵庫県佐用町でフィールドワークを行いました。

 

中山間地区でのフィールドワークの様子 中山間地区でのフィールドワークの様子

中山間地区でのフィールドワークの様子 中山間地区でのフィールドワークの様子

 

集中講義3日目
最終日にはグループワークを通して、中山間地域でまちづくりをすることはどういうことかについて学びを深め、集中講義を締めくくりました。

 

学生の感想

「中山間地福祉のまちづくり」では、農村から都市への人口流出や、高齢化や少子化が、いつごろから、どのようにして始まっていったかということについて今まで聞いたことがなかったところまで詳しく理解することができました。

そして、集落の概念や構造、機能について学び、従来の集落機能は「守り」に強く「攻め」に弱い部分もあることから、地域のシステムがこれからどう変わっていくかが問われているということを学びました。

また、地域のシステムが変わっていくために、地域に関わる人材の育成や、住民と行政が協働していくための場としてある「地域運営組織」が今後どのように機能していくべきかについてを学ぶことができました。

(福田美波さん/岡山県林野高校出身)

 

佐用町でフィールドワークを行い、実際にいろいろな方からお話を聞かせていただきました。私は今まで「まちおこし」という言葉を聞いて、良いイメージしかなかったのですが、佐用町の方からお話を聞いて「まちおこし」をすることの大変さを知ることができました。そんななかでも、「まちおこし」に奮起する人がいることで、町の行事などが成り立つのだと思いました。

今回のフィールドワークは、将来に活かせるとてもいい体験となりました。佐用町の様々な地区の皆様、お忙しい中、私たちのために時間を割き、お話いただきありがとうございました。

(三本そらさん/高知県春野高校出身)

 

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