本文へスキップ
ここから本文です。

Home>学部・大学院>福祉の分野について>社会福祉学科>学科トピックス>松尾ゼミ(3年) 岡山少年院 視察研修を実施しました

学科トピックス

松尾ゼミ(3年) 岡山少年院 視察研修を実施しました

2026年02月16日 社会福祉学科

松尾ゼミでは、2月13日(金曜)、岡山少年院にて視察研修を実施いたしました。本研修は、少年院における矯正教育の実際を学び、非行に至った少年たちの背景理解と社会復帰支援におけるソーシャルワークのあり方について考察を深めることを目的として行われました。

 

 

前半の講義では、職員の皆様より、少年院の役割や機能、入院から出院までの流れ、教育・指導プログラムの内容についてご説明いただき、少年院が単なる処罰の場ではなく、一人ひとりの課題や特性に応じた個別的・専門的支援を通して更生と社会復帰を目指す教育の場であることを学びました。また、非行の背景には家庭環境や発達特性、社会的孤立など複合的な要因があることについても理解を深め、福祉専門職としての視点の重要性を再認識しました。

 

後半は院内見学を行い、生活寮や教室、職業指導の現場を実際に見学することで、少年たちが規律ある生活の中で学習や作業、対人関係のトレーニングに取り組んでいる様子を知ることができました。さらに、職員の皆様とゼミ生によるグループディスカッションでは、視察の感想を踏まえて「矯正教育におけるソーシャルワーク」「多職種連携」などをテーマに意見交換を行い、現場で支援にあたる専門職の葛藤ややりがいについて率直なお話を伺いました。

 


  • 学生の感想

初めて少年院を実際に見学させていただき、大変貴重な経験となりました。

少年院に入る多くの子どもが、いじめの被害者であることや被虐待児であることが印象に残っています。周囲の大人が適切な養育や支援を行っていれば、大半の子どもが非行に走ることはなかったという話から、子ども個人の問題として捉えるのではなく、環境や養育の在り方が大きく影響していることを改めて考えさせられました。

同時に、少年院では子ども一人ひとりに寄り添い、立ち直りを支援する丁寧な処遇が行われていることを学びました。

今回の見学を通して、子どもを支える大人の役割の重要性を改めて実感しました。

【社会福祉学科3年 伊藤 友香さん】

 

今回の少年院での施設見学では、岡山少年院の矯正教育過程について深く学ぶことができました。少年院は非行に及んだ少年の「健全育成」や「改善更生」を目的にしているという点から福祉の「本人主体」や「自分らしい生活」考え方との違いを強く感じました。

また、福祉専門官のお話から少年院に入ってくる少年は被害者の自覚が強く、加害者となった自分と向き合えないことがあると聞きました。施設での規律ある生活や教育活動を通してどのように自分と向き合っていくのかが大きな課題なのだと実感しました。

少年が社会に戻った際、再び被害者にも加害者にもならないために、どのように施設内で関わり、社会とのネットワークを構築していくべきなのか学べたことは貴重な経験となりました。

【社会福祉学科3年 角南 理乃さん】

 

少年院の役割や、少年たちに向けた具体的な支援の実際を学ぶことができました。少年の非行という結果だけを見るのではなく、その背景にある家庭環境や人間関係等を丁寧にアセスメントし、少年たちの矯正と社会復帰を支える福祉専門職の役割を知ることができた貴重な機会になりました。今回の見学を通して、非行は個人の問題だけではなく環境や社会の影響も大きいことを実感し、少年が再出発できるよう支える福祉専門職の重要性を強く感じました。

【社会福祉学科3年 日和佐 美乃さん】

 

質の高い教育をみんなに 17.パートナーシップで目標を達成しよう

学科カテゴリー

過去アーカイブ一覧