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学科トピックス

地域と向き合う探究活動「第3回 岡山県立津山東高等学校 地域未来創造会議」を本学で開催

2025年12月25日 社会福祉学科

12月23日(火曜)、美作大学を会場に、「第3回 岡山県立津山東高等学校 地域未来創造会議」が開催され、津山東高等学校の生徒たちは、これまでの探究活動を通して見えてきた地域課題や、その解決に向けた考えを発表しました。

 

 

本会議は、岡山県教育委員会が推進する「おかやま高校生地域未来創造事業」の一環として開催されました。高校生が地域課題をテーマに取り組んできたプロジェクトの成果を発表し、その内容について、地域社会のさまざまな立場の関係者と意見を交わす場として位置づけられています。当日は、教育や行政、産業、地域団体など多様な分野から関係者が出席し、高校生の発表に耳を傾けながら、活発な意見交換が行われました。

 

発表では、地域に出て行動してみたことで初めて見えてきた課題や、調べる過程で感じた驚き、発見が言葉にされました。一つの答えにたどり着くまでの道筋だけでなく、考え直した点や試行錯誤した過程も共有され、探究の積み重ねが伝わってくる内容となりました。

発表後には、高校生や教員からもさまざまな質問が投げかけられ、高校生はそれぞれの問いを受け止めながら、自分たちの探究を振り返る時間となりました。また最後に本会議の委員を務める本学社会福祉学科の武田英樹教授による講評が行われました。

 

 

 

多様な質問に触れる中で、これまで十分に意識できていなかった視点や、整理しきれていなかった課題に気づく場面も見られました。完成したと思っていた発表にも、次に考えるべきテーマが残されていることを実感し、探究が続いていくものであることを感じ取った様子でした。

 

 

地域未来創造会議は、これまでの取り組みを発表する場であると同時に、次の探究へと向かうきっかけの場でもあります。今回得た気づきや課題が、今後の学びへとどのようにつながっていくのかが期待されます。
美作大学は今後も、地域と学びをつなぐ場として、高校生の探究的な学びを支える機会を大切にしていきます。

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