学科トピックス
~高大連携~美作高校生に『社会福祉士』の仕事伝える
2021年01月19日 社会福祉学科
1月14日(木曜)、美作高等学校 美作大学コース『サテライト教室(2年生「美作大学研究:職業理解」)』の授業で、社会福祉学科薬師寺明子准教授が『社会福祉士』の業務内容や就職先などについて説明しました。
この取り組みは、美作高校美作大学コースに通う2、3年生が週2日(水曜・木曜)に美作大学のキャンパス内に設置された教室に通学して大学の雰囲気を感じてもらい、生徒の意欲の向上、スムーズな高大接続ができるように目指したものです。
薬師寺准教授は、まず、「社会で困っている人はどのような人がいるか?」と問いかけ、高校生は『障がいがある』『働くことができない』『引きこもっている』など、思いつく項目をあげていきました。
高校生があげた項目に対し、薬師寺准教授は「たくさんの項目をあげてもらいましたが、社会福祉士は、それぞれ項目に対して、『病院や施設』『行政機関』『教育機関』など、様々な分野へ就職し支援を行っています。」と社会福祉士が担う社会での役割や、職域の広さを説明しました。
その後、社会福祉士の行う「ソーシャルワーク」の内容について学び、ソーシャルワーカーが最も頻繁に用いる専門的技術である『個別援助技術』についての説明もありました。
途中で社会福祉学科3年生5名もサポーターとして参加し、アセスメントの中で用いられる『ジェノグラム(家庭関係図)』を作成する演習を行いました。
高校生は初めて体験する演習内容に戸惑っていましたが、大学生たちと楽しくコミュニケーションを取りながら例題を解いていました。