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学科トピックス

社福2年 安岡 未来さん 吃音当事者として全国大会の運営に参加~学びを発信し偏見のない社会へ~

2025年10月27日 社会福祉学科

10月25日(土曜)・26日(日曜)の2日間、徳島市で「第59回 言友会全国大会 吃音ワークショップ四国徳島 ~深めよう 吃音で繋がる絆 語って踊ってどもらにゃ損々~」が開催されました。

 

 

この大会は、吃音症(きつおんしょう)の当事者や家族、支援者が語り合い、理解を深めながらつながりを築く全国規模のイベントで、今回は四国4県の言友会が実行委員会を務めました。全国から約150名が参加する大きな大会となりました。

 

 

本学社会福祉学科2年の安岡未来さんは、高知言友会の実行委員メンバーとして大会運営に携わり、1日目のオープニングセレモニーでは司会を担当しました。
また、分科会「障害者手帳を取得して何がどう変わったか」ではグループワーク内で進行役を務め、参加者と意見を交わしながら理解を深めました。

 

  • 「学んだことを発信したい」掲載依頼に込めた思い

安岡さんは、高知言友会の立ち上げプロジェクトにも関わるなど、日頃から吃音に関する啓発活動に積極的に取り組んでいます。
今回の大会を通して多くの学びを得たことから、「この経験を広く知ってもらいたい」との思いで、本学広報室に記事掲載を自ら依頼しました。

 

「最新の研究動向も知ることができ、自分の考え方がさらに広がりました。
この経験を通して、正しい知識を広めていきたい、そして吃音に対する偏見をなくしたいという思いがより強くなりました。」

 

吃音当事者として、自身の思いを発信することの大切さに改めて気づいたといいます。

 

「自分の気持ちをきちんと伝えること、発信することが、社会を少しずつ変えていく力になると思いました。」
 

 

  • 社会福祉を学ぶ立場から感じたこと

社会福祉学科で学ぶ安岡さんは、今回の経験を通して「偏見や思い込み」に改めて向き合ったといいます。

「社会福祉を学ぶ立場として、偏見や思い込みはよくないと頭では理解していましたが、実際に当事者の声を聞くことで、潜在的な課題にもっと目を向けなければと感じました。
そうした意識を持つ人が増え、誰もが生きやすい社会になってほしいと思います。」

これからも吃音当事者としての立場から

「自分にできることを一つずつこれからも続けていきたいです。」

と積極的に活動を続けたい意志を力強く語ってくれました。

 

(参考)
👉 言友会全国大会 吃音ワークショップ四国徳島 公式サイト

 

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