学科トピックス
後期「美作高校サテライト教室」スタート 「職業理解」で社会福祉士について学ぶ
2025年09月25日 社会福祉学科
9月24日(水曜)より、後期の岡山県美作高等学校美作大学コース「サテライト教室」がスタートしました。
これは同学園である岡山県美作高校と美作大学の連携を活用して、スムーズな高大接続を図るために実施している取り組みで、美作高校美作大学コースに通う2・3年生が週2日(水曜・木曜)に美作大学のキャンパス内に設置された教室に通学します。
授業はもちろんのこと大学での生活や雰囲気を肌で感じ、生徒の意欲の向上、スムーズな高大接続ができるように目指した取り組みで、2016年度の3年生を皮切りにスタートし今年で10年目となります。
この日の2年生の授業では、社会福祉学科の薬師寺明子教授が「職業理解」の授業を行いました。
始めに薬師寺教授が、生徒らに「社会で困っている人はどのような人?」と問いかけ、「お金がない人」「病気になった人」「障害のある人」などたくさんの例が上がりました。
薬師寺先生は、福祉専門職には介護福祉士のような人を介助する仕事と、社会福祉士のような相談援助(ソーシャルワーク)を行うものがあると説明されました。そして、社会福祉士が担う社会での役割や、職域の広さを理解してもらいました。
後半は社会福祉学科4年生の学生3名がサポーターとして参加し、アセスメントの中で用いられる『ジェノグラム(家族関係図)』を作成する演習を行いました。