本文へスキップ
ここから本文です。

Home>学部・大学院>福祉の分野について>社会福祉学科>学科トピックス>社会福祉学科 武田ゼミ 大阪で学生間交流イベント

学科トピックス

社会福祉学科 武田ゼミ 大阪で学生間交流イベント

2025年09月24日 社会福祉学科

9月18日(木曜)武田ゼミ3年生5名が大阪保健福祉専門学校(大阪府大阪市)社会福祉学科4年生と学生間交流イベントを行いました。

 

 

今回のイベントは、上山コミュニティワーク実践研究会(武田教授顧問)の活動拠点である英田上山地区でのイベントに当専門学校の学生と教員も参加したことがきっかけに交流が始まり、今回、武田ゼミの学生が大阪を訪問することで実現しました。

 

 

 

受け入れ側の大阪保健福祉専門学校では、アムネスティによる特別講義「排外主義と多文化共生について知り、身近な課題として考える」を設定していただき、講義を受け、外国人との共生や人権問題について学生間で活発なグループディスカッションが行われました。
その他にも社会福祉士を目指す学生として、学校に入学する前の福祉のイメージと実習やボランティアを通して得た福祉のイメージとにどのような違いがあるかなどの意見交換があり、学生からは「最初は初めての場所で初めての学生との交流ということで不安が大きかったが、受け入れのための準備もしていただいていて、すぐに打ち解けることができた。大阪まで来てよかった」との感動がでるなど、充実した時間となりました。
今後も学生たちの学びと刺激になる交流を続けていきたいと考えています。

 

  • 参加した武田ゼミ学生の感想

アムネスティの話を聞いて、世界での人権問題について学びました。桃太郎の話について今まで深く考えたことが無かったけど、見方を変えてみると、強いものが弱いものを力づくで抑えている話を単純化し、正義として子供に刷り込ましているということがわかりました。実際に、ウクライナなどの問題と目的は違えど行っていることは一緒だと感じました。日本で起きた朝鮮人に対する差別的な問題について、この問題もデマから始まり、それを信じてしまう人が沢山いたために起きてしまったと思いました。全部の情報を信じてしまうのではなく、自分で実際に見たものを信じることが大事だと思いました。

 

大阪保健福祉専門学校との交流を通して、アイスブレイクやディスカッションでとても仲良くなれたなと思った。自分たちよりも1年長く勉強している分、知識も豊富でたくさんの学びを得た。アムネスティの話を聞いて、人権侵害のない社会を目指すことは大切であることを学んだ。たしかに、何もしていない人も差別を受けることや、政治や宗教の理由に囚われるのは、よくないと思った。しかし、外国人が日本で事件を起こしているのを見て「また外国人か」と思ってしまう偏見を社会で断ち切るのは難しいのではないかと思った。

 

 

アムネスティの講義を受けて、メディアやSNSでみる情報が全て正しいと思わず、自分の考えを持ち、この情報がデマではないかと考えたり、事実を見つけることが大切だと思いました。桃太郎の話を考えた時に、自分の正義が必ずしも正しいとは言えなく、自分の正義は誰かにとっては正義ではないということがありえると思いました。

 

初めて他の学校の方との交流だったので、とても緊張していました。しかし皆さん優しく、アイスブレイクなども用意していただいて楽しい時間になりました。また、グループディスカッションなどの時間で、他の学校の学生と意見を交換することで、自分にはない考えに触れることができ、良い刺激になりました。そして、アムネスティの講義は人権について改めて考えるきっかけになりました。死刑をするべきか無くすべきかなどの意見がわかれる問題は、どちらが正しいとは言いきれないため、答えを出すのが難しいと思いました。その答えが出せない中でも、お互いの意見を尊重することの大切さも感じました。

 

大阪保健福祉専門学校の方との交流は緊張したけど、皆さん優しくてアイスブレイクを行ったことで話しやすくなった。アムネスティは人権侵害から守るために活動していることを知りました。日本社会のムラ意識というのは協力して生活していくという点では良いが、反対に外部の人を寄せ付けないという悪い側面もあることがわかった。この日本特有の生活が排他的な考えを生んでいるのかもしれないと思いました。そんな差別を止める時には相手を知るために話し合いが必要だと思いました。

 

※当日のイベント動画はこちら

 

質の高い教育をみんなに 17.パートナーシップで目標を達成しよう

学科カテゴリー

過去アーカイブ一覧