本文へスキップ
ここから本文です。

Home>学部・大学院>福祉の分野について>社会福祉学科>学科トピックス>福祉の概念を広げる 一般企業と考える「地域貢献」の可能性☆レプタイル株式会社丸尾社長の講義

学科トピックス

福祉の概念を広げる 一般企業と考える「地域貢献」の可能性☆レプタイル株式会社丸尾社長の講義

2025年07月23日 社会福祉学科

2025年7月23日(水曜)、美作大学社会福祉学科2年生の「社会福祉の原理と政策Ⅰ」において、レプタイル株式会社 代表取締役の丸尾宜史氏をお招きし、特別講義を開催しました。津山市を拠点に地域の魅力を発信し、地域活性化に貢献されているレプタイル株式会社は、日々、地域と密着した活動を展開されています。

今回の特別講義には、レプタイル株式会社のインターンシップ制度に参加している津山工業高等学校2年生の生徒3名も聴講し、本学の学生31名と共に学びを深めました。

  • 「当事者意識」の重要性

社会福祉の仕事は、行政機関だけでなく、多岐にわたる企業や団体が「まちづくり」に関わることで成り立っています。丸尾社長は、そうした地域づくりに多方面から携わる一般企業の代表として、ご自身の経験を丁寧にお話しくださいました。

学生時代に人前で話すのが苦手だったという意外な一面から、起業、そして現在に至るまでの道のりを伺い、学生たちは真剣な表情で耳を傾けていました。特に印象的だったのは、「どんな業種・職種でも『当事者意識が大切』」という丸尾社長のメッセージです。さらに、「身口意一致(しんくいいっち)」、つまり「考えていること」「言っていること」「行動すること」が一致することの重要性についても触れられ、学生たちは自身の行動や考え方を見つめ直すきっかけを得たようです。

何事も自分から進んで行動していくという考え方は、学生である今の学びにはもちろん、将来社会人として活躍していく上でも通じる重要なことです。この講義を通じて、学生たちは社会福祉が関わる分野の広がりと、地域づくりにおける多様な企業の役割、そして主体的に行動することの重要性を再認識する貴重な機会となりました。

 

  • 学生たちの声

講義後、学生たちからは以下のような感想が寄せられました。

・仕事をする上で能力が大切だと思っていました。でも、熱意がある人が会社を動かす、というのは意外と知っているようで気づいていなかったです。また、やりたいことがあるのなら、今やっていることをやめる勇気も必要だと思いました。自分のそういう生き方で成長したいです。

影山 翔久さん(津山東高等学校出身)

・福祉というと施設とか社会福祉協議会のイメージだったのですが、一般企業で地域に貢献しながら働くという選択肢もあるんだと感じました。

片岡 千晶さん(美作高等学校出身)

住み続けられるまちづくりを 17.パートナーシップで目標を達成しよう

学科カテゴリー

過去アーカイブ一覧