学科トピックス
社会福祉学科2年生の学生が地域貢献! 百々温泉 めぐみ荘で介護予防講座を開催
2025年07月08日 社会福祉学科
2025年7月1日(火曜)、社会福祉学科の2年生が、津山市加茂町にある「百々温泉 めぐみ荘」にて介護予防講座を開催しました。今回は「フレイル予防ってなに?みんなで知ろう!フレイル予防」と題し、学生たちが企画・運営を行い、地域住民の皆さんと交流を深めました。
- 介護予防講座で「フレイル」を楽しく学ぶ
今回の講座には60歳以上の地域住民16名が参加しました。「フレイル」とは、健康な状態と要介護状態の中間に位置する、心身の機能が低下した状態を指す言葉です。美作大学社会福祉学科の加藤利恵助教の自主ゼミ生である2年生6名が講師を務め、セルフチェックや予防ストレッチを交えながら、分かりやすくフレイル予防について解説しました。
- 約1ヶ月の準備期間を経て、本番へ
この講座の実施にあたり、学生たちは依頼を受けてから約1ヶ月間、毎週打ち合わせを重ねてきました。「どうやったら参加者の皆さんに分かりやすく伝えられるか」「どんな資料だと理解しやすいか」など、一生懸命考え、準備を進めてきたのです。当日は、そうした努力が実を結び、参加された方々は、学生たちの説明に熱心に耳を傾け、積極的にストレッチを行うなど、終始和やかな雰囲気で講座は進みました。
- 温かいお言葉をいただきました
今回の講座をご依頼くださった津山市都市整備公社の山本様からは、「学生たちが参加者へ話しかけてくれたり一緒に学びあっている雰囲気がとてもよかったです。またお願いしたいです。」と温かいお言葉をいただきました。学生たちの真摯な取り組みと、参加者の方々との心温まる交流が、高い評価に繋がりました。
- 講座を開催した学生たちの声
初めての外部での講座に、学生たちは大きなやりがいを感じたようです。講座を終えた学生たちからは、以下のような感想が寄せられました。
- 片岡 千晶さん「緊張でセリフが飛びそうになったり、早口になりそうになったけど、ゆっくりはっきりと発表することができたのでよかったです。今日のフレイル予防の講演会で学んだことを、実習や様々な活動にも生かせるようにしていきたいです。」
- 片岡 あおいさん「講演会が始まる前は緊張や、発表が上手くいくかどうかの不安もありましたが、地域の方々がとても親しみやすく、演習も積極的に参加してくれて、私たちも一緒に楽しむことができました。」
- 小菅 美沙季さん「フレイルの自主ゼミ活動を始めて最初の講演会で不安な部分も正直ありましたが、皆さんが積極的に参加してくださってとても嬉しかったです。これからもこの経験を活かしていきたいと思います。」
- 西村 友里さん「今回初めての外部での講座でしたが、1ヶ月という期間内での準備で分かりやすい資料をつくれているか不安でした。実際にしてみると高齢者の意欲が高く、楽しい講座をすることができました。たくさんの高齢者の方にフレイルについての知識を身につけてもらえてよかったです。」
- 陶山 新菜さん「今回、参加して始まる前は緊張していて大丈夫かなと不安な面もありました。ですが、参加してくださった方々が優しくお話してくださったり積極的にフレイル予防の体験をしてくださったので嬉しかったです。このような体験はしたことなかったですが楽しくできました。今後の活動にも活かしていきたいです。」
- 菊池 このみさん「たくさんの高齢者の方々と話す機会が今までなかったので、とても楽しかったです。楽しかったとおっしゃってくださった方も多く、とても嬉しかったです。またこのようなイベントを企画し、皆さんにもぜひ参加してほしいと思いました。」
学生たちは、地域の方々との交流を通じて多くの学びを得たようです。今回の経験を今後の学習や地域活動に生かしていくことでしょう。