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学科トピックス

地域と連携した実践的な防災訓練を実施 ~堀川ゼミ主催「物見防災訓練」~

2024年12月05日 社会福祉学科

11月3日(日曜)、津山市加茂町の物見公会堂で防災訓練が行われ、美作大学社会福祉学科の堀川ゼミが参加しました。この防災訓練は、物見地区が「ものみりょくプロジェクト」の一環として以前から実施しているもので、今回は防災をテーマに研究している堀川ゼミの学生たちに声をかけていただき、参加が実現しました。

当日は、地域住民、消防士、消防団、包括支援センターの職員、本学学生ら総勢35名が参加し、地域と学生が一体となった取り組みが行われました。

防災訓練の様子

 

本訓練は、災害時に備えた実践的な取り組みを通じ、地域と大学が協力して防災意識を高める目的で行われました。

訓練は、4つのグループに分かれて以下のプログラムを実施しました。

  • 初期消火訓練(水消火器と消火栓の使用)
  • 避難誘導訓練(坂道で車椅子を使用した避難体験)
  • 応急救護訓練(心肺蘇生法およびAEDの使用)
  • 炊き出し訓練(非常食の試食)

 

また、消防署員による防火・防災講話や、学生が企画した防災クイズも実施され、参加者は楽しみながら防災知識を深めました。

 

参加者の中には、火災報知器や消火栓の交換時期について話し合う地域住民の姿が見られるなど、防災への関心が高まった様子が伺えました。特に、坂道での車椅子避難訓練では、地域に住む左半身麻痺の方の事情を反映したリアルな訓練が行われ、地域の実情に即した防災対策の必要性が再認識されました。

 

防災訓練の様子

 

防災クイズでは参加者の正答率が高く、防災知識の普及が一定の成果を上げていることも確認されましたが、次回は問題の難易度を引き上げることでさらなる学びの機会を提供できるのではないかと感じられました。

今回の訓練は、地域住民と大学が一体となって防災について考え、行動する貴重な機会となりました。

 

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