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社会福祉学科松尾ゼミ、加茂の今後を考える会と「ジャガイモ掘り&泥んこ遊び」を企画・実施!
2024年06月28日 社会福祉学科
6月22日(土曜)、「子ども×地域福祉」をテーマに研究している社会福祉学科松尾ゼミ所属の3年生が、加茂の今後を考える会に参画させていただき、「ジャガイモ掘り&泥んこ遊び」を企画・実施しました。
「加茂の今後を考える会」は、2022年より地域住民をはじめとした関係機関や団体、行政等が月1回程度集まり、農地の維持管理から空き家対策、防災、生活支援など、中山間における地域課題の解決に向けての話し合いを行っています。
本企画は、加茂地域の子どもたちが自然と関わり、地域とつながる機会をつくることを目的とし、加茂の今後を考える会の皆さんと学生が一緒に、地域の子どもたちのアイデアをもとに企画・実施しました。
実施に向け、5月から事前学習として「子どもを取り巻く現状と課題、地域とのつながりの必要性」について考えました。さらに、加茂の今後を考える会を設立からサポートしている「みんなの集落研究所」の三村さまをゼミにお招きして、地域づくりについて、また、加茂地域の現状と課題、同会設立の経緯、学生への期待などについてレクチャーしていただきました。
また、月1回開催している定例会にも参加させていただき、「ジャガイモ掘り&泥んこ遊び」の実施に向けて話し合いました。
当日、学生たちは会場準備や受付、緊張している子どものサポートなどを行いながら、ジャガイモ掘りや田んぼでの宝探し、ソリ遊びなどの泥んこ遊びを一緒に楽しみました。
今回、加茂地域では初めての試みでしたが、加茂の今後を考える会の皆さまの、子どもや地域を思う熱い気持ち、優しさ、行動力により、イベントは大成功で無事に終わることができました。
学生にとっても滅多にできない体験ができ、事前学習と実践がつながり、深い学びを得ることができました。
今後も連携した取り組みを実施していきたいです。
- 参加した学生の感想
「泥んこ遊びは沢山の子どもたちと保護者でとても賑わっていて楽しかったです。また、初めはなかなか話せなかった子どもたちとも「遊び」を一緒にしていく中で少しずつ打ち解けていくことができてとても嬉しかったです。加茂地域の方々に野菜のことを教えていただいたり、お話をしていく中で新たな繋がりができとてもいい経験になりました」
社会福祉学科3年 池内音羽さん (愛媛県松山学院高校出身)
「田んぼでの遊び方や景品の野菜について教えてもらったのですが、子どもたちに喜んでもらいたいという思いがすごく伝わってきました。実際に子どもたちはとても楽しんでいる様子で、良い思い出になったのではないかと思います。また、学生が参加することで、大人の方の交流の場にもなっているのではないかと感じました。私自身も楽しくて良い経験になったので、ぜひ、また開催してほしいです」
社会福祉学科3年 前原優佳さん(広島県油木高校出身)