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学科トピックス

社会福祉学科加藤ゼミが、「自宅や地域でやりたくなるフレイル予防のアイテムづくり」をテーマにワークショップを開催

2024年06月20日 社会福祉学科

6月14日(金曜)、フレイル予防事業をテーマに研究している社会福祉学科加藤ゼミの3・4年生が、美作市保健福祉部保健センターで美作市のフレイルサポーターの方々とワークショップを開催しました。

 

ワークショップの様子

 

美作市は、令和4年度より健康寿命を延伸することを目的とした、『地域フレイル予防事業』を実施しており、市内各地でフレイルの啓発活動やフレイルチェックを行う「フレイル予防サポーター」、そしてサポーターの養成などを担う「フレイル予防トレーナー」を任命し、地域と一体になったフレイル予防に取り組んでいます。

 

今回のワークショップでは、フレイルチェックに参加した後、自宅や地域でフレイル予防を続けるために活用できるものを住民と一緒に作ることを目的に、美作市に住むフレイルサポーターの方々に協力してもらい行いました。

当日は、学生がワークショップの趣旨や目的、また考案した試作のカードについて丁寧に説明を行った後、フレイルサポーターの方々から意見や提案をいただきました。

今後は、学生が提案したカードをよりよいもの、フレイル予防事業の中で使いやすいものにするため、8月に2回目のワークショップを企画しています。

 

ワークショップの様子  ワークショップの様子

 

  • 参加した学生の感想

 

「ワークショップを通して、私達がフレイル予防活動のどこに着目しているかなど、自分達の考えを相手に伝えることの難しさを知りました。説明の時に、馴染みのある言葉や図を使ったり、具体的な案と見本を使用したりすることで分かりやすい説明が出来たと思います。実際に、サポーターさんにワークショップの感想を聞くと、準備がしっかりされていて有意義な時間になったと言って貰えてとても嬉しかったです」

(金井梨生さん/岡山県立玉野高校出身)

 

「今回のワークショップでは、学生たちの説明に不安を感じていましたが、サポーターの方々のご助力により、ワークショップの目的や意義をご理解いただき、多くのご意見をいただくことができました。サポーターの皆さんは、学生たちが提案したカードについて、実際に使用する場面を具体的に想像し、住民の視点から深く考えてくださいました。そのため、カードの種類や数、大きさ、活用方法について具体的に決めることができました。また、サポーターの皆さんの考えを通じて新しい視点を学び、大変勉強になりました。これからのゼミ活動において、この経験を活かしていきたいです」

(牧野和奈さん/岡山県立林野高校出身)

 

「美作市の住民の方々とのワークショップを通して、積極的に発言することの大切さを学びました。住民の方は学生の案に対して様々な質問や意見、提案を積極的に発言してくださり、参考にさせていただけることばかりでした。私は書記をしていましたが、書くだけではなく、住民の方に進んで声をかけたりお話をすることが必要だったなと感じました。今回出してくださった多くの案を参考に良いアイテムができるように話し合いを重ねていきたいと思いました。」

(馬渕真琴さん/広島県立尾道東高校出身)

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