社会福祉学科

12月9日（土曜）社会福祉学科が100周年記念ホールにて卒業研究発表会を実施しました。教員や4年生、3年生を前に、「卒業研究」履修者７名が、卒業研究の最終発表を行いました。

演題

•  採用後、発達障害の特性が見受けられる人の雇用継続支援
• 児童養護施設を満年齢で退所した人たちへのアフターケアに必要な地域支援体制についての一考察
• AYA世代がん患者の支援に対する一考察 ～がん患者が地域で自分らしく暮らすには～
• 障害のある子どもがいる家族への支援
• 社会参加に着目したフレイル予防の在り方
• 中山間地域における買い物弱者支援に関する一考察
• 持続可能な民生委員・児童委員活動のために必要なこと  ～担い手不足に着目して～

すべての発表は、各々の先行研究論文や資料を丁寧に洗い出し、アンケート調査やインタビュー調査を通じて、具体的な提言につながる研究がなされていました。さらに、それぞれが個別の支援のあり方とそれを取り巻く環境への支援の在り方の双方から深く考察されていました。

3年生からも、積極的に質問や感想が寄せられ、大変有意義な時間となりました。

発表者たちは、行政や地域福祉、高齢者福祉及び障害者福祉など、多様な分野での就職が決まっています。彼らが卒業研究を通じて問い立てた課題意識を保持したまま、実践者として活躍してくれることを心から願っています。