社会福祉学科

11月18日、19日の2日間、大学社会福祉学科2年生56名が「ソーシャルワーク演習Ⅰ」の授業で「社会福祉法人ももぞの学園（岡山市北区粟井）」にて実習を行いました。

この実習が、利用者の方に直接かかわる初めての実習です。事前学習で当事者や施設の理解を深め、レクリエーションの準備を全員で取り組みました。

ももぞの学園は、知的障がいのある大人や子どもらが暮らす施設で、毎年この時期に実習に行っています。

学生たちは、知的障がいのある児童や成人の利用者の方が楽しめるようなレクリエーションを各グループで考え準備を進めてきました。

11月18日(土曜)には32名の学生が成人と子どもの施設3か所に、11月19日(日曜)には、児童の施設に24名の学生2グループに分かれて実習を行いました。

施設に着くとまず、施設見学を行い、そして、各グループに分かれて利用者の方にレクリエーションを行います。

レクリエーションでは、導入に音楽に合わせたダンスや体操をしたり、利用者の方が楽しめるゲームなどを考えて実践したりしました。

参加した利用者の方々も学生達が来るのを楽しみに待ってくださっており、お互いに楽しい時間を過ごしました。

振り返りの時間では、見学やレクリエーションに対する質問や施設での仕事、やりがいなど学生が積極的に質問し、施設の支援者の方は一つひとつ丁寧に答えていただきました。学生たちはとても充実した学びを得られたようです。

今後は個々でさまざまな現場での実習に取り組むことになりますが、次回以降に活かされる学びとなりました。