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学科トピックス

大学社会福祉学科武田ゼミ、SDGs/地域共生社会などをキーワードに視察

2023年05月16日 社会福祉学科

5月13日(土曜)、大学社会福祉学科武田英樹教授のゼミ所属の学生12名が、生活困窮者支援/食品ロス削減/コミュニティスペース/地域共生などをキーワードに地域で活動しているecoeat姫路二階町店、そらにじひめじを視察させていただきました。

 

 

ecoeat姫路二階町店では、店長の岩井さんから、店の運営方針やSDGsとの関連について丁寧に説明いただきました。そらにじひめじは、世話人のだいすけさんから、LGBTQ、ひきこもり、不登校、精神疾患、発達障害、依存症、HIV/AIDS、生活困窮、ホームレスなどの社会的マイノリティや生きづらさ、孤独感、孤立を感じている人など「みんなのスペース(居場所・フリースペース)」として運営されていることを説明いただきました。

 

 

岩井さんとだいすけさんに対して学生からインタビューを行ったりなど、大変有意義な視察となりました。

 

  • 参加した学生の感想

「エコイートでは食品ロス問題や「みんなのバザール」についてお話を伺いました。一人一人が食品ロス削減に貢献するために出来る事として、消費期限が長い商品を買う、買いすぎないためにお腹を空かせた状態で買い物に行かないなどがありました。皆さんも貢献しましょう!」

高橋優介(津山商業高等学校卒業)

 

「LGBTQやひきこもりについての人権問題や課題について座学で学んだことはありましたが、LGBTの方だけでなく、さまざまな方が安心できる居場所作りをしていることなど実際にこの場に来て学べることがたくさんありました。また、そういったコミュニティの場や活動を私たち学生が地域の人や社会に啓発し、このようなインフォーマルな社会資源と地域住民とを繋げていくことが今の私達にできることなのかなとおもいました。」

赤堀七虹(美作高等学校卒業)

 

「今回お話を聞いて、エコイートは食品ロス削減だけではなく、地域貢献や生活困窮者支援といった様々な社会貢献に繋がっていることを改めて学ぶことができました。また、私自身食品ロスについての意識も高まりました。食品を買うだけで誰でも気軽に社会貢献をすることができるため、発信力のある若者が率先して啓発活動を行い、食品ロス削減の意識化とエコイート活動の発展に努めるべきだと思いました。」

木村紗弥(野田学園高等学校卒業)

 

「今回エコイートでのお話を聞いて、利益よりも地域に貢献することや、食品ロスを減らし生活困窮者支援をしていることを改めて学ぶことができました。自分自身も食品ロスへの関心が高まったので、お話であったジャムを冷凍して小分けにするなど、自分ができる小さな事から変えていこうと思いました。」

盛永蓮(米子北高等学校卒業)

 

「生活困窮やLGBTQ、引きこもりなどの問題を抱える人々が共存していくことで起きるトラブルなどに干渉しすぎない、規制を厳重しすぎないことで誰もが居やすい、助けを求めやすいコミュニティスペースに繋がることがわかりました。」

清水太智(日彰館高等学校卒業)

 

「支援者が行っている支援と利用者が望む支援が異なっており、事業を提供しても支援者の価値観を押しつける形だけの支援になってしまっていることを学びました。その学びを活かして、今年の夏に控えた実習では利用者の意見を尊重することを意識した支援展開を行えるようにしていきたいと思います。」

細木みらい(中村高等学校卒業)

 

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