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学科トピックス

美作高校サテライト教室、「職業理解」で社会福祉士について学ぶ~スムーズな“高大連携”を目指して~

2023年05月10日 社会福祉学科

今年度も岡山県美作高等学校美作大学コース「サテライト教室」の授業がスタートしました。

これは同学園である岡山県美作高校と美作大学の連携を活用して、スムーズな高大接続を図るために実施している取り組みで、美作高校美作大学コースに通う2・3年生が週2日(水曜・木曜)に美作大学のキャンパス内に設置された教室に通学します。

 

授業はもちろんのこと大学での生活や雰囲気を肌で感じ、生徒の意欲の向上、スムーズな高大接続ができるように目指した取り組みです。

2016年度の3年生を皮切りにスタートし、今年で8年目となります。

 

講義風景

 

4月13日(木曜)には『サテライト教室(美作大学研究:職業理解)』の授業で、社会福祉学科薬師寺明子准教授が「社会福祉士と福祉の仕事」というテーマで、社会福祉士の業務内容や就職先などについての講義を行いました。

 

講義風景

 

まず生徒らに「社会で困っている人はどのような人?」と問いかけ、「家がない人」「障がいのある人」「虐待を受けている人」など40項目以上が上がりました。それに対して薬師寺准教授は「たくさんの項目があがりましたが、社会福祉士は『病院や施設』『行政機関』『教育機関』など様々な分野へ就職し、それぞれの困りごとを抱えている方に対して支援を行っています」と社会福祉士が担う社会での役割や、職域の広さを説明しました。

 

途中で美作高校出身者も含めた社会福祉学科4年生の学生10名がサポーターとして参加し、アセスメントの中で用いられる『ジェノグラム(家庭関係図)』を作成する演習を行いました。

 

講義風景  講義風景

 

4月20日(木曜)は武田英樹教授が授業を担当し、美作高校生と13日に参加した4年生が各班に分かれてグループワークを行いました。
先週の授業であがった“困っている人”が「児童」「障がい」「高齢」「医療」「貧困」のどの分野になるのか。また、社会福祉士がどのように関わっているのかについて意見交換を行いました。

 

講義風景 講義風景

 

また、武田教授が社会福祉士として実際に現場で働いている卒業生をスライドで紹介しながら、それぞれの職域の具体的な勤務内容などについて話しました。

 

講義風景

 

高校生は日頃関わる機会の少ない大学生とコミュニケーションを取りながら、社会福祉士について学びを深めました。

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