社会福祉学科

11月6日（金曜）、社会福祉学科では、4年生のゼミ研究発表会を開催しました。本年は5組（計31名）の学生が発表を行いました。

本学の社会福祉学科はゼミ活動が活発で、地域でのさまざまな活動を分析・考察し、研究を深めていくのですが、今年は新型コロナウィルスの影響で思うように研究活動ができませんでした。

そこで、いろいろな制約がある中でどうしたら研究することができるのか、ゼミの仲間たちと話し合い、試行錯誤しながら進めていきました。

各グループは、地域課題などの問いを明らかにしていくために、地域でフィールドワークを行ったり、文献を研究したり、アンケートや当事者へのインタビューなど様々方法を工夫し、自分たちの問いに対しての答えを探し、その結果を堂々と発表していました。

「町内会活動の活性化に向けて～北園町の実践を基に～」、「ひきこもりの家族支援について」、「総社市昭和地区フィールドワーク聞き取り調査からの分析・考察」、「制度の狭間にある潜在化した生活課題への対応について～新型コロナウィルスを切り口に～」、「オープンカレッジin美作大学（出前講座）」の5つの研究活動を発表しました。

聴講した下級生も、先輩たちの発表に熱心に耳を傾けていました。

学生は、チームで課題や問題点に取り組む楽しさやりがい、連携や意見を調整する難しさを体感したことでしょう。最後に教員から学生たちに、社会に出た時にこの経験を役立てて活躍してほしいとエールが送られました。